今年も暑い。


ここ札幌も連日30℃越えの真夏日が続いている。
外も暑いが家の中はもっと暑い。

否、居間にはちゃんとエアコンが設置されている。ただ、一日の大半を過ごす自室にはエアコンどころか扇風機もない。サーキュレーターと卓上のUSBファンだけでリモートワークをこなすにはそろそろ限界がきつつある。いよいよ冷風機でも購入するしかなさそうだ。




33℃となった昨日は街に出かけてレコードやアクセサリーを漁る週末ルーチンついでに、札幌夏の風物詩でもあるさっぽろ大通ビアガーデンに寄ってみることにした。


大通西5丁目から西11丁目にかけてビールメーカー毎(他に世界のビール広場やドイツ村もあります)に会場が設けられ、用意された座席は全部合わせると9,000席にもなるらしい。
はずれにあたるとビールが温かったりすることもあるし、御代も一般的な居酒屋の1.5倍と高めなので、ビールをガッツリ飲みに行くというより毎年夏が来たことを確かめるためだけに1,2回寄る程度。しかも大体は一杯だけ飲んで退散するのが恒例。長女がキリンの会場でバイトしていた年だけは売上貢献のために中ジョッキを6杯飲んで家人に驚かれたが。

今年はいつものショップでスカルリングとCDを買った後、帰りに寄るつもりの居酒屋に一番近い6丁目のアサヒビールが運営するASAHI SUPER DRY BEER PARKで一杯だけ飲むことに。ホントはサッポロがいいんだけど、あまりの暑さで8丁目会場に向かうのを断念しただけってのもありますが・・・。



チケット購入ブースでついつい大ジョッキ(950円)を注文したのは、中ジョッキ(750円)との差を瞬時に計算するただの酒飲みの卑しさから。ここでマルエフを頼むつもりがスーパードライのチケットを買ってしまい、交換をお願いするもしっかりお断りされたところはビアガーデンあるある。こんなんだからそうそう足が向かないのだよ。

席を探すが日が当たらない中央の屋根付きブースは人で溢れているので、がら空きの通路沿いテーブルの陽の当っていない場所に座って一息つき、ちょっとだけ写真を撮ってから早速一口。



ぷはー。

今年はちゃんと冷えててしっかり美味い。結局は喉元過ぎればスーパードライでもマルエフでも一緒ってところか。この後に居酒屋に寄るのでつまみはなし。っていうか、暴利的な値段と量は織り込み済みなので。


33℃とはいえ、日陰で風を感じながらだとビールの味も100倍。この快適さが湿気の多い関東や関西とは違うとこなのだろう。

これでBGMに浜省の風を感じてとか、オールディーズやアイリッシュパンクなんかが流れていれば言うことなしなのだが。


暫しボーっと何も考えずに通り過ぎる人々に目を向けながらただただビールを飲むひととき。これが(どれが?)俺の夏だなと思いながら早々に退散し、いつもの居酒屋に向かったのは言うまでもない。


いつもの居酒屋で頼んだレモンサワーのジョッキが軽く感じたのは、さっきの大ジョッキの重い感触がまだ手と腕に残っていたからか。


ゴキゲンな気分でいつもは頼まない北寄刺を肴に冷酒を二杯飲み終わったところで店を出て、すぐ隣の中古レコードショップで10枚100円のワゴン堀りを済ませて家路に。



こんな風な札幌での夏の過ごし方に幸せを感じた50代最後の週末でした。

↓ビール🍺と言えばこの2バンド


今日もやはり30℃越え。この暑さに耐えるには熱さで対抗するしかないとサウナ目当てにスーパー銭湯へ出かけようと車に乗ったら外気温は37℃の表示🥵。帰ったら速攻ビールだと思ったのは言うまでもない。



今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。