明後日、マリンスタジアムでAIR JAMに行く前に、直近で2000年のAIR JAMの映像を確認しておいてから明後日に備えたかったので、今日AIR JAM 2000のDVDを観ていました。
2000年8月26日
AIR JAM 2000
このAIR JAMを最後にハイスタは長い活動休止に入る。
映像から感じられるのは、活動休止前のビリビリ感を感じてしまう。
最近のようにライヴ中に、健くんとナンちゃんが楽しそうに話しをしている感じではない。
最近のTHE GIFT TOUR FINALに至っては、ツネちゃんがMCをして、VAMOS NIPPON!を歌っている。
改めて観て、ハイスタは若い。
そして、映像に映っている客も全体的に若い。
エネルギー、熱気が凄まじい。
ハイスタの伝説はその後、語り継がれて行くことになる。
でも、伝説って語り継がれて行くものではあるけど、再現されたり、同じように体験出来るものではない。
また、あのときのエアジャムの客の層は、2000年のAIR JAMの出演者にも見られる当時のインディーズのハードコア、パンクシーンの中にいる人が多かっただろうと思う。
そして、2011年9月18日に、ハイスタは2000年のAIR JAMを最後に11年の沈黙を経て、再び横浜スタジアムで、AIR JAMで活動再開をする。
両方とも1曲目は「STAY GOLD」。
まだ、何も新作を出していないだけでなく、この日が活動の第一歩だったので、まだ昔の名残はあり、実際にMCが客に年齢を聞いたとき、当時の年齢であるが30代が圧倒して多かったものの(今は40代にスライドしている人が多いですね。)、ハイスタの伝説の後にハイスタファンになった人もいたので、20代で手を挙げた人も結構多くいた。
そして、もう2018年のZOZOマリンスタジアムでAIR JAMが開催されようとしている。
3年前のBRAHMANの20周年のイベント、尽未来際〜未来祭〜のとき、1日目が90年代にBRAHMANと交流のあったバンドが出演、2日目は00年代以降にBRAHMANと交流のあったバンドが出演し、それに応じて客の年齢層が分かれてしまい、トシロウが自分の髪の匂いがツーンと来るのが、初めはわからず、初日の客層の年齢層が30代後半以上の人だから加齢臭ではないかと冗談を言っていたが、今回のAIR JAMのメンツから察すると、若い20代の世代もハイスタ世代の40歳前後の人も結構多くの人が入り混じることになると見ています。
若いハイスタファンの人も多くいるけど、ハイスタを通って来なかった人も今回は多く来場すると思います。
既に、2000年以前のインディーズのコアバンドのシーンの光景ではなく、新しいオールジェネレーションのためのAIR JAMとなり、もう今は活動再開後にアルバム1枚とシングル2枚をリリースしている後のAIR JAMで、どう考えても、昔のようなセトリでは打ち出して来ないように思います。
2011年、2012年のAIR JAMは明らかに東日本大震災の影響で、日本を元気にするために開催された。
2016年はそうした復興支援とかではなく、ハイスタとしてAIR JAMをやりたいと言う気持ちから開催されて、シングル発売後だったので、これからのAIR JAMがスタートを切ったと言って良い。
そして、今回はボーナスを入れると16曲入りのアルバムが発売されている。
あの2000年のマリンスタジアムの光景ではなく、2018年の新しいAIR JAMが本格的にスタートして、新しい光景でのマリンスタジアムでのAIR JAMとなる。
一つ前の記事でも書いたように2000年のAIR JAMと違って今回のAIR JAMでは、BRAHMANも新しさを打ち出して、これからのシーンを担って行くのだろう。
これからは、新しいハイスタの時代を築いて行くのだろう。
ライヴは何でもそうですが、シーンは今の時代のものである。
新作も発売されて1年は新譜なので、ライヴに行かなくても、ワクワクしながら新譜を手にするときが今のシーンに入っていることになると思う。
シーンに入れるか入れないかは好きかそうでないかの違いと思っています。
また新しいシーンを明後日、自分の目で確認して来ます。
他にも楽しみなバンドはあるけど、ハイスタを観たい。
きっと将来、北から南まで、日本の何箇所かでハイスタはライヴをやってくれると思うので、今のハイスタを楽しみに行きます。