++ Isn't satisfied ++


決して理解などして貰えなくて

暗闇を背負って震えて待つこの時


目の前に存在する

全てでは判断出来ぬけど


その後ろに潜んだ

闇の中にこそ道標がある


暗がりの中から微かに聞こえる音

耳を澄ませて手探りで探すしかない


何が聞こえても何を掴んだとしても

確信したとしても決して声は出ない


陰の部分 確信に触れた瞬間

存在出来得ること 隠れていた本懐


たとえ他人に何を言われたとしても

只管に我が道を歩む愚かなる己


眼に見える幻が綺麗に映ったとしても

当たり前のように正解だとは限らない


不思議と闇の奥に道標が見えたりするんだ

取り繕うばかりが救う道だとは限らない


叶わぬことなれど聞き入れて欲しいこと

確かめてみれば僅かな行き違い


確かめてみれば些細なことだったのだと

今はまだ陰に隠れていたとしても


見つけてくれと 届いてくれと

そんな願いがきっと見えてくる


恐れていた物は自分自身の中にある

気が付けば自然と恐怖は消えている