++ Impossible ++



雨音は静かに響き

雨の雫が滴り落ちる


物言わぬ石を見ても

現実を理解出来ない僕


再びこの目の前に

君の姿が在るならば


例え僕の持つ全て

失っても構わないと


そう思った

そう願った


君の名が刻まれた

雨音響く墓石の前