3.11～東日本大震災から366日～

3.11。

亡くなられた同胞と外国人の方のご冥福を心からお祈り致します。

3.11僕は東京都目黒区の撮影スタジオにいました。

ニッポンの唄～あいのうた～のアルバムの撮影中でした。

あの衝撃は忘れられません。

JRも不通で私鉄沿線もストップ。

大きい街道沿いは、沢山の何万人という帰宅難民に溢れてました。

幸い僕の家は地震に強いのか震度5強でも何も落ちてませんでした。

ニュースをみて更なる衝撃。

東北の沿岸部が・・・

涙と震えと怖さと自分が何もできない悔しさと。

色んな感情が混じり泣きました。

東北の知り合いに電話しても繋がらず。

細い糸が切れたようでした。

意図的に伝えたい話があったのに。

悔しかったです。

東京から発信しても伝わらない。

震災から1ケ月後、僕はボンバーに乗って宮城県の被災地にいった。

石巻市柳井公民館での避難所での慰問ライブ。

僕の大事なファン家族、福島いわき家族のトモ一家、親族の皆様へ慰問。

トモは仕事帰り相馬の沿岸で津波に・・・

トモの奥様の娘、杏子（あんず）ちゃんも無事に産まれたと報告を受けました。

僕が命名させて頂きました。

福島県あづま運動公園体育館での慰問ライブ。

どの場所でも、必死に活きる皆さんがいました。

今現在３４万３９３５人という多くの方が避難生活を送ってるそうです。

僕は僕なりにこれからも少しでも人の役に立ちたいと思ってます。

会場に募金箱を設けチャリティーフリーライブも開催しました。

IN福岡。

IN東京

IN広島

IN兵庫

阪神淡路大震災を経験した多くの関西ファン家族も参加してくれました。

各地で募金をしてくださった全国ファン家族の皆様には本当に心から感謝致します。

多種多様な何を信じていいのかわからない混乱の時代に僕は何を問うのか。

その答えすらも、無限にあり過ぎて見つからない。

最期は生身の人間の心と心なのではないかと思います。

この先も自分の中で出来る範囲で支援していこうと思います。

命ある限り目を背けず向き合う事。

皆に感じて欲しいこの日記の核心です。

長い文章を読んで下さってありがとうございました。