とある日の出来事
先月、イリノイ州に行った時のこと。
10時間走り終え、着いたトラックストップで早々にトラックの寝台に移って
横になってたら、何か外から動物らしき叫び声のようなものが聞こえました。
犬にしてはちょっと違うな...もしかしたら鳥?それにしても、大きな鳴き声だし...
気のせいかと思ってたら、また聞こえて。だんだん声も近づいているような感じでした。あんまりにもふだん聞かないような鳴き声だったので、いったい何かと思って起き上がり、外を見てみたら、、、ナント子豚?が、犬の散歩で使うようなハーネス(胴巻き)を着けて満車で込み合っている沢山のトラックの周りをウロウロしていました。そして飼い主?らしき中年の女性が、その豚に向かって怒鳴りながらハーネスに繋いだリーシ(リード)をグイグイ引っ張るんですが、子豚が嫌がって泣き叫んでるという状態。その繰り返しで、怒ったこの女性が大きな声で文句を言いながら子豚のリードを外してしまい、豚はとんでもない方向へ...。(この時の写真が下です。)それをまた追いかけて怒鳴り、叫びながら今度は子豚の胴体を何度も何度も足蹴りしていました。これには私もビックリというか気分が悪くなり、瞬時に女性に対して怒りを感じてしまった。とっさにトラックのドアを開けて降りて、向かおうとしたらこの女性は豚を抱えて素早くどこかへ行ってしまいました。ペットとして飼っていたのかどうかは分からないけど、とても嫌な気持ちになってしまいました。
抵抗の出来ない弱い立場の動物や人を虐待するような人間は、本人が根本から意識を変えない限り同じことを繰り返すのだろうと思います。
