カリフォルニアの干ばつ | トラックドライバーPUNKのアメリカ大陸横断日記

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自分のトラックで全米走り回ってます。

カリフォルニアは相変わらず水不足が深刻で、今年は去年にも増して農作物に大きな影響が出そうです。
水の値段が上がれば当然、果物や野菜などの価格も上がるわけで…海外にも輸出しているワインなんかも値上がりするでしょうね。。
去年は州の80%が異常な干ばつにさらされて、洗車で水を流しっぱなしにしたり無駄に庭の植物や芝生に使った場合は500ドル(約6万円)の罰金を政府が規制しましたが殆ど効果はなかったそうです。今年はさらに水道料金の上乗せを増して干ばつに対しての対処をするとか。野菜と果物の全米収穫量の約半分がカリフォルニア州で生産されていますが、メキシコなどから安い農作物が入ってきたら消費者はそちらのほうを買うだろうし、経済面での影響も大きく変動してしまうでしょう…
農作物以外にもカリフォルニアは乳製品と食肉は全米生産1位なので、家畜が食べる牧草や飼料の値上がりで飼育が困難になったりすれば食糧危機にもつながります。

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牧場で水浴びする牛さんたち。(ターキー牧場にて)

汚染された貯水池
 カリフォルニア州のセントラル・ヴァリーにある飲み水と潅水を供給している貯水池の大半が汚染されている疑いが浮上した。貯水池の水量が底をついたことから、州政府はシェールオイルとガス企業に掘削の際に排出された汚染水を貯水池に放出してもよい許可を出したことが今問題となっている。

住民の知らない間になんてことを…。

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干ばつ寸前の湖

ということなので庭の植物への水やりは2日に一回、車の洗車は極力避けているので埃まみれ状態です。 これから夏になると毎年起こる森林火災などで輪に輪をかけて深刻になると予想されます。