以前、NZの地震についてブログを書きましたが、そのときたしか
「天災は忘れた頃にやってくる」「明日はわが身かもしれない」と
コメントした記憶があります。
まさか、こんなに早く現実になるとは、書いた自分自身も夢にも
思っていませんでした。
結局、現実感がなかったということでしょう。
NZで被災した方々も再度驚愕されていることだと思います。
三陸沖の地震は向こう30年間のうちに、99%の確立で起こると
専門家が言っていたそうです。
でも、誰も、今日、あと数時間後に現実になるとは思わないでしょう。
私の住んでいる地域でも、向こう30年間に60%の確立で大地震が
起こると言われています。
普段から防災に対する意識も高い地域ですが、なんとなくいつ起こるか
わからないものに対して、毎朝、地震のことを想定して出勤する人なんて
いないと思います。
三陸の方々も11日は普段と変わらない朝を迎え、あわただしく出勤して
午前中の仕事をかたづけ、週末なので土日どうしようかなどと考えながら
ランチを取り、また、午後の仕事にとりかかる・・・普段どおりの生活が
そこにはあったでのでしょう。
出漁した方や親をディサービスに送ったり、期末テストだったり、買いもの
に出かけてたり・・・・。
それが、一瞬のうちにあとかたもなく消滅することに、三陸から遠くはなれた
場所に住む私たちは絶句しました。
これが現実の姿なのかと・・・。
テレビで見るかぎり、まるで映画のワンシーンのような、本当に起こったこと
なのかと・・・。
惨状を目にするたび、気持ちが沈んでいくようです。
生きている方が早く救出されますように。