朝は毎日バタバタしているのですが、

「ノートルダム大聖堂で火災」という

TVニュースの見出しに、


「どこのノートルダム大聖堂?」


と思ったくらいに想像もできなかった、

まさかのパリのノートルダム大聖堂の燃える姿に愕然としています。



約10年前にパリに行ったときに、

時間がなくて泣く泣く諦めたノートルダム。


セーヌ川クルーズ中に見た外からの姿だけでも魅力的で、


ノートルダムに行けなかった。


という思いをずっと引きずっていました。

(あと、エッフェル塔にも上らなかったことも後悔)



今年、パリに再訪できることになって、

友達に伝えたのは、


「エッフェル塔に上りたい」

「ノートルダムに行きたい」


この2つでした。



今年パリを訪れた際、

エッフェル塔には上れたものの、

工事中でトップフロアには上がれず、さらに雨で、

これはまた来いって言われているんだなと思ったこと。


そして、ゆったりと組んだはずのノートルダム観光の日は、

朝からガス爆発からの避難で時間がなくなり、

さらに心情的にも観光気分になれず…


だけど、せっかく来たんだからとよいしょと観光した思い出。


ずっとずっと憧れていたノートルダム大聖堂の中に入れたこと、

ステンドグラスのバラ窓を見ることができたこと。


すべてのお導きに感謝したあの日。


だけど、心は平静になれていなかった。

だから、またゆっくりこよう。

今度は塔にも上りたい。


そう思っていた。



それがこんな形で失われてしまうなんて。。。



悲しい。


とにかく悲しい。



バラ窓も熱によって割れたという情報に、

思わず涙が出てきた。


あんなに美しいものが失われてしまうなんて。。



それでも、1月に実際に見ることができた。

そのことに感謝しよう。


そうは思っても、

パリ市民の気持ちを思うと…


ずっとずっとパリを見守ってきたノートルダム大聖堂。

それが失われてしまう悲しさは想像し得ないです。