凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」を読みました。


最近の自分の読書スタイルは、通勤時間に電車で、とか、休憩中に、とか、一冊を丸々一気に読むことはあまりないのですが、なんとなくこの本は一気に読みたいと思い、休みの日に一気に読んでしまいました。



読後、めちゃくちゃ爽やかな気持ちにはなれないのですが、でも決して嫌な気持ちではなく。

重いものがずっしり心に沈んでるんだけど、救いというか、光はあって。


プロローグがあることで、途中、先のストーリーの心の準備ができて有り難かったです。


色んなところに、心臓を内側からぎゅっと掴まれるような瞬間があって、鼻の奥がつんと痛くて、気づいたら目から鼻水が出てるみたいな。

目から出てるものが涙なのかどうかもわからない、何とも言えないけど、揺さぶられる、そんなお話でした。


幸せな気持ちになると叩き落とされて、救いのない苦しい日々が続くと思ってたら、浮上して、そしてまたボコボコにされる。


----昔から、いいことがあったら悪いことがふたつ起きた。


っていう言葉が刺さりに刺さる。


現代人のバイブルになるような本だと思う。

そして、自分を奮い立たせてくれる。


恋愛でも仕事でも、現状から抜け出したいって思ってる人は読んでみてください。



あ、いまリンク貼って初めて知りましたが、去年の本屋大賞受賞してるんですね!


続編の「星を編む」も読みます!

藤崎翔さんの「逆転美人」を読みました。



正直、途中までのストーリーはそんなに惹かれなかったのですが、途中で明かされるトリックというか仕掛けというか、それが本当にすごい!


よく思いついたなって思うし、よくそれを実行したなって感動さえします。


香織と同世代なので、その当時の単語が懐かしすぎました。

だからこその違和感はあったけど、まさかそれがそんな伏線だなんて!

全く気づきませんでした。


これはもうとにかく何も知らないまま読んでくださいな一冊です。


紙の本で読むことをお勧めします。

間違ってもオーディブルはやめてください笑



なんかすごいタイトルがお題っぽいけど、そういうわけでもなく笑


今度健康診断で久しぶりにマンモ受けることにしたんですよ。

それで、問診票に、前回マンモ受けたのいつ?って書く欄があって。


え?記憶にないくらい昔ですが?ってなって、10年くらい前かなぁ?なんて適当に思ってて。

ふと、自分のブログ検索したらわかるんじゃね?と思い立ち、検索したら、ソッコーヒットしました!


2015年の9月でしたわ。


9年前……!


すごいね。これが普通の紙の日記だったら、検索なんて出来ないし、この膨大なデータの中から見つけることなんて出来なかったことを思ったら、ブログやっててよかったー!ってなりました。


あとこまめに更新してた自分、偉いぞっ⭐︎笑


マンモあまりにも痛すぎて、もう二度と受けたくないってなってしまって、ビックリするくらい間があいてしまった…。


ああ、憂鬱。マジで引きちぎられるかと思ったわ。


あとこの他にも、友だちと前行ったピザ屋さんどこだっけ?みたいな話になって、とりあえず2020年の1月に行った店だってことがこのブログでわかり、なんとかお店の名前まで友だちが辿り着いてくれました!


そういう、ただアウトプットするだけじゃなく、記憶を掘り起こすためにも、ブログって役立つんだなぁと思いました。まる。


なんやかんやで2009年7月から続けてるってすごない?

え、15年……?

誰かに頼まれてるわけでもないのに、続けられるなんて、私って筆豆さんなんだなぁ。





全然関係ないけど、今年の目標のひとつだった辻村深月さんの今現在刊行されている本を全部読む、たぶん小説とエッセイはクリアできたかも!ヽ(・∀・)ノ

(絵本とドラえもんのは読んでないけど…。)