友だちから勧められて、永井紗耶子さんの「大奥づとめ」を読みました。
あまり普段読まない時代小説。
はじめ、言葉遣いなどが不慣れなため、全然読み進められず、なかなかしんどいと感じてしまったのですが、2章から目が慣れたおかげもあり、めちゃくちゃ面白く感じられるようになりました!
特に歌舞伎役者の粂三郎が好きで。(唯一の男性やんけ。)
そこから先はぐいぐいっと物語に引き込まれていきました。
大奥と言えば、で思い浮かべるようなお話ではなく、大奥で働き、生活している女性たちの力強い生き様が描かれております。
時代も環境も違えど、現代の私たちに通ずる部分も多々あり。
大奥にはこんな一面もあったのかと、興味深く、本当に面白かったです。