「1巻の描き下ろし 黒沢編」 もう何回も読んじゃうんだけど

このシーン

 

安達が黒沢を膝枕して介抱していて、それだけじゃなく胸が苦しそうだと思って

さすったりしている。

普通、ここまで他人に親切にしたら、やった自分だって覚えていると思うのよ。

 

なんだけど、5巻で黒沢に魔法使いであることを打ち明けて

黒沢にいつから気持ち知ってたのか聞かれたときに、

安達は魔法使いになったのは30歳になってからだから

去年の事は覚えてないと言っていた。

 

ここってすごいと思う。

 

何故なら、安達にとって困っている人に親切にすることは普通に当り前のことで、

打算も偽善もないからいちいち覚えているような事ではない些細なことだと証明しているから。

心が本当に綺麗だと証明しているようなもんだもんね。

ましてや魔法で黒沢の心を知ったから親切にしたわけでもない。

こんな人いない。。。。

 

黒沢もそれが判って次ページで嬉しそうな顔をしたんだよね。

こんなに信頼できる人はいないし、改めて好きになってよかったって安心した。

黒沢にとって初恋なんだもの。 

世界一最高な人であってほしかったはずだし

実際そうだったと証明された大切なシーン。

 

打算も何もなく人に親切にできる安達を心から好きになってよかったって思ったよね。

だって黒沢にとっては非常に重要な事だもの。

いつも外見だけで判断されてきた黒沢にとって、見返りなしに親切にする心が綺麗な

安達は眩しい存在だよ。 そりゃ天使って表現しちゃうよね❤

 

安達は心が綺麗な上に、純粋で嘘もつかないし、黒沢のお姉さんを元カノと間違えて

妬いたってちゃんと正直に本人に伝える9巻のシーンも悶絶した。

 

そんな風に駆け引きしないところも非常に素敵なんだよ!!!

 

黒沢がどんどん好きになっちゃうのは仕方ないというか。可愛くって仕方ないよね!

こんなに魅力的な人っていないな、実際。

 

付き合ったら深みに嵌っちゃう。

 

もう何度も言っているけど、絶対学生時代も安達の事好きだった人って複数いる!

だってこんなに可愛いし、あり得ないほど優しいし、

無自覚で親切にしちゃって、心に入り込んじゃう小悪魔なんだよ!!

 

長崎でも坂崎さんという惚れちゃった人が実際いたし。

姪っ子も黒沢という王子様みないなハンサムが来たって

鞍替えなんてせずに安達にずっと懐いていたじゃない。

 

流石だよ!! 安達❤

 

でもさ、安達って1年も黒沢の好意に気付かないほど鈍い人だから、

気付かないうちに惚れられて、でも安達が全く気付いてくれないから

脈がないって諦めちゃった人が多数いたと思うんだよね(;一_一)

 

そんでもって、安達って運悪く自分に脈がない人ばかり好きになるから

益々不幸だったというか。 可哀想・・・・自信喪失に拍車がかかっちゃって。

 

素直に自分に惚れてくれる人を自分も好きになってれば

とっくに童貞じゃなかったはずなのにね☆

 

でもそのおかげで最高な恋人を30歳でゲット出来たから結果オーライか(笑)