↓の続き
「君をマッサージしたいんだ。おいで。」
私は全裸になって横たわる。
彼が本当に全身くまなくマッサージをしてくれる。キスを体中にしながら、首筋をとても気持ちよくほぐしてくれる。ふくらはぎまでくると、その日にした1時間の筋トレのせいかくすぐったい。笑うとセミールもつられて笑う。
私の足と足の間をマッサージし始める。だんだん感じてしまう私。彼が後ろでコンドームをつけている。
グッと入ってこられて、私が仰け反る。
ちょっと激しく求められるのも良い。
自然に腰が動いてしまう。彼のものをギュッと閉めてあげる。
バックから騎乗位になってしてたけど、だんだん彼のものが元気じゃなくなってきた。私もあまり騎乗位のスタミナが続かない。
「ちょっと休憩しよう。」
「ごめん。新しいコンドームがイマイチなんだ。」
セミールにマッサージをしてあげる。いい香りのオイルをつけて、彼の背中と腕の筋肉をほぐしてあげる。
彫りの深い横顔、閉じた目、きれいな髪を見渡す。
「いい眺め。」
彼が嬉しそうに目を閉じたまま微笑む。
マッサージをした後、また体を求め合った。
「君にもっと感じて欲しいんだ。ゆっくりなのと激しいのとなら、ゆっくりな方がいいんだよね?」
「基本ゆっくりが好きだけど、さっきみたいに激しく求められるのも好き❤️」
「私が足をまっすぐにしてるこのスタイルならイケるかも。」その体制でイケるかもと一瞬思った時もあったけど、残念ながらフェイドアウト。
でも、彼にちょっと激しくされたり、ゆっくりされたりして、たくさん感じさせてもらった。
その後はベッドで彼が興味があるアップルの新商品のハイテクメガネの話になって、二人で動画を見て過ごした。
「もう11時だし、そろそろ帰るね。」
「待って!一緒に食べたいメロンがあったんだ!それ食べてから行って。」
私と食べるために準備をしてくれる気持ちが嬉しい。
彼は私との時間をいつも大切にしてくれてるのがわかる。
その後、また私の自転車を運んできてくれて、外まで見送りに来てくれる。
また会う約束をして、キスを2回して私は自転車に飛び乗った。夜中に自転車で帰ると、車も人もほとんどいないから、とても速く気持ちよく帰れる。
セミールといると、心も体も充電される。