早かった。長かった。
GWに、母の田舎の岩手へ行った。
45号線沿いを車でず~っと走って、沿岸の街を見て回った。
岩手行きを決めたのは従姉の言葉だ。
「小さい頃見て来た場所が、どんな風になったのか
しっかり見ておいた方がいい。絶対見ておきなさい。」
その従姉から色んな話を聞いた。
ある意味津波に慣れている地元の人達。
最初は「津波が来るってさ。どれ見に行ってみるか~。」
って、軽いノリだったんだって。
高台から見ていて、「これは今までと違う!大変だ!」となったらしい。
三陸沿岸の街に住むみんなが、そう思ったんだろう。
だって、
こんなことになるなんて
きっと、誰一人、思ってなかった。
悲しい話もたくさん聞いた。
なんでこんなことに?としか思えない。

田老町の防潮堤、別名・万里の長城の上から。
前は、堤防のすぐ側まで、家がぎっしり建ってたの。

山田町。駅周辺で。
地震・津波の後火災が起きて、街がほとんど黒焦げになってしまっていた。ヒドかった。
なんでなんで?って、毎日思う。
おじさんの妹さん家族は3人がまだ帰って来ていない。
今も安置所廻って探しているそうです。
私が産まれた町から、海に向かう道路を走ると、以前と景色が違う。
陸前高田ほど大きくはないが、松林があった。
それも1本も残っていない。
知り合いの家も土台だけになってしまった。
何も無くなった場所から眺めてみると、驚くほど海が近い。
前みたいな生活が戻ってくるんだろうか。
笑って過ごせる毎日がやってくるんだろうか。
そこに暮らしていない私ですら、
ニュース映像を見ると恐怖で震える。
涙が出て止まらなくなる。
毎日あの景色を見ながら暮らしている人達の事を思う。
私も遠くから
出来る事をやっていきたいな。
また前みたいに、
笑って遊びに行けるようになる日まで。
今日はちょっと長くなってしまった。
最後まで読んで下さった方、
どうもありがとうございます。

浄土ヶ浜。震災後とは思えないくらい美しい。

