ツルッツルのコンクリの上でひっくり返ってしまったカナブンが
まぁ長いこと起き上がれなくなってて
止むを得ず近くにあった紙コップで、えいっ!と起こしてあげたんです。
したらさ
礼儀正し過ぎるか惚れっぽいのか
めっちゃ私に向かって飛んで来た。
逆サイドに行こうとも。
もう充分感謝の気持ちは伝わってるから〜〜!と逃げ続けてた。
そのうちどっかの爺様がタバコベンチに来て
カナブンから逃げ惑う私を見て
「カナブンじゃから大丈夫」とか言うけど
ここまでカナブンに狙われた事ないだろ!?って。
しかもカナブンまたひっくり返って起きられなくなって
すんごい嫌なのにまた起こしてあげて
結局3回助けてから
後は自力で頑張ってくれ、て私は逃亡した。
土の上だったら起きれるのにね。悔しいね。
こんなん思うからカナブンにモテちゃうのかしら。