まぁハタチの子と約束してたら、その日までに誕生日があったらしくて正確には21だったけど…。
お仕事中にチラホラ話すだけの間柄なのにゴンゴン近付き
ちょっと誘ってみたらバーガーで釣れたので。
初めてゆっくり話す機会だったんですよ。初デートが。
バーガー屋で汗だくでランチ捌き終わったら
キラキラ現れてくれたので一緒にバーガー。
そこで話し始めた21。
とまんねぇ〜〜〜〜〜〜!!
今までは、頑張って話すの我慢してたのかと思うほどに話し続けてた。
ハタチくらいの時ってこんなもんかな?
特にこちらから聞いた覚えは無いのだけれど
あの子が今までどんなクズと付き合ってきたか
私知ってる。
最悪のクズに5万円貸したら返ってこなかったのも知ってる。
そのクズに請求したら逆ギレされたのも知ってる。
そのクズが「オレの親はヤクザ」と言ったのも知ってる。
マジでクズなの、知ってる。
他のクズの話は忘れた。
唯一、素敵な人と付き合ったけど、刺激のなさに別れてしまったのも知ってる。
どう聞いても良い人だから何故別れてしまったのか。
その人の良いところをたくさん聞いてて、何度も挟まれたのは
「でも鼻が長いんですよっ!」
ええやんっ別に!!
「でもすっごい長いんですよっ!!」
「モアイみたいな感じ?」
「そうっ!!」
(彫りが深い男前なのでは…?)
「で、鼻が低いんですっ!!!」
鼻が低いモアイ!?
全く顔が想像つかないまんま話は続き、聞けば聞くほど良い人なのに
必ず挟まれる「でも鼻が長いんです!!」
こんな感じで5時間お話しして
さすがのハタチもトーンダウンして
ふと近くにあった英語の絵本を読みだした。
苦手なようで、めちゃくちゃ読めてなかった。
1匹の魚から順番に、数を覚えるための絵本ぽい。
ハタチのめちゃくちゃ読みをサポートしながら、適当な和訳も挟みつつ読み進めた最後のページ
私の腹筋はこのオチに痙攣した。
前ふり5時間は長過ぎる。