2019年6月
ぎゃーーー脱毛しましたーーー
私の脱毛経緯なんですが
2017年7月
フォルフィリノックス開始、頭髪は9割抜けました。
その後少し生えてきて、3割残ってる状態でした。
2018年12月
フォルフィリノックス療法12回目
アレルギーのため、ここからはオキサリプラチンを抜きました。
髪が生えてきて8割残ってる状態に。
2019年5月
フォルフィリノックス療法15回目(オキサリ抜き継続中)
髪が伸びてきて、ショートでいける位になり
1年10ヶ月振りの地毛デビューをしました
2019年6月
抗がん剤投与後10日頃
洗髪でスチールたわし2個分の脱毛が起きる
その後毎日洗髪時にスチールたわし1個分脱毛
1週間ほどで脱毛が止まりました。
残った頭髪は2~3割
これは意外で意外で・・・・・
凹むわーーーー
でも一瞬凹んだ時後は笑い飛ばしますよー
「もーー!やってらんないよーー!!ワハハ」
って言ってたら元気も出てくるしね
しっかし、これはイリノテカンの蓄積なのかなぁ
脱毛は嫌だけどさっ、考えようによっては
落ち着いてた脱毛が、蓄積で強く出るなら
効果のほうも蓄積によって、ある時強く効いてくれるってことも
可能性としてはゼロではないかもや~ん
蓄積って副作用の話でよく出てくるけど
効果のほうも蓄積ってあったらいいのになー
闘病にはポジティブ精神がプラスに働くとよく言われる中、
私って自分を現実的でマゾだと思っていました。
現実を知りたいし、その上でできる事を探す。
現実を知る事って、嫌な事も積極的に知る事でもあり
わざわざ嫌な事を知ろうとする姿を
「ネガティブな人」と捉える方もいるようです。
そしてマゾっていうのも何となくマイナスイメージ。
一般的に私はネガティブな人って評価だろうなと。
でも自分では結構ポジティブな部分も感じていて。
ただ、ポジティブとマゾって対極に位置していると
馬鹿な私はイメージしちゃっていたから
私って「どっちつかずの変わり者」
なんだろうなと思っていました。
しかし、こないだ知った言葉があって
「究極のポジティブとは究極のマゾである」
あーーーー!そうよね!
なるほどね
なんか目の前の霧が晴れた気分になってね
それを夫に話したら
夫「そんなん昔から言われてることじゃん。
おまえはポジティブでマゾだろ」と
すると究極のマゾって
不屈の精神の持ち主って事
なんかカッコイイ
そこ!目指したい
脱毛してる間は効果があるって事だとも言えるし
さみしくなった頭髪を見て「効果あり!ヨシヨシ!」って・・・
おも・・・思いたい・・
あかんあかん!
失ったものは数えない!!
この言葉、知ってからずっと心においてた。
モノにするのは難しいな。
イチジクはすくすく
野良かと思ったら飼い猫らしい
こっちの親戚、何かと声をかけてくれるんです。
「山菜とりに行くけど、腰大丈夫なら行くかー?」とか
「アボカドめっちゃ好きやねん、出来たら頂戴!」とか
言ってくれるし、連れ出してくれるんですよ。
お裾分け大好き
貰ってくれる人がいるのは幸せだーー
親戚の範囲が広いからか、癌患者は現在私を含めて2人。
癌で亡くなった方も数人いるし
辛い持病を持っている方も何人か。
でもみんなほぼ節制しないで好きに生きてる。
私の方が心配してしまうくらいに
人生の楽しみの中には、時に命の時間を縮める行為もある。
でも人生に求めるものは千差万別だから
誰も生き方に口出ししない。
生や死について、こねくりまわしたような理屈なんて誰も言わない。
ただただシンプルに受け入れて生きている姿を実て、
少し恥ずかしくなるのでした。