10月はCT撮影がありました
CEA(基準値5未満)
2016年 9月 1.5
2016年10月 2.0
CA19-9(基準値37未満)
2016年 9月 12.9
2016年10月 7.1
放射線の先生
「マーカーも安定してるみたいやな~~
って・・・えっ!?・・・これ・・・めっちゃすごいやん。
・・・・いやっ・・・自分、これホンマすごいで!・・・・
これは・・」
私「・・・やっぱりすごいんですよね・・」
放「正直な、普通はなかなかここまで効かへんねん。ありがたい事やな~」
私「うんうん・・・時間もお金も体力も使って、効果のない確率のほうが高いと思って治療を始めたので、ほんっとありがたいです」
放「ほんまありがたいな~」
私「ほんとありがたいです、で・・・小さくなった腫瘍が血管から離れたりはしていないですよね・・(笑)?」
放「それはないなぁ。」
私「ですよねっ」
放「治療はな体力勝負やでっ」
私「うんっ!がんばるよっ!」
主治医
「CTの結果だけど良いね。ほら3月と比べるとこれだけ小さくなってる。」
再発した時は4~5センチあった腫瘍が1.9センチになっていました。
主「でね、この先の話しなんだけど、来年の3月で治療を始めてから1年になる。その時にマーカーもCTも安定していたら一旦休薬して様子をみようかと思ってる」
私「えっ・・・抗がん剤は一生or効かなくなるまでずっと続けるものだと思っていました」
主「それは悪い所があった場合ね。ぷんさんの場合は今マーカーもCTも安定してるでしょ」
私「えっ!?・・マーカーは安定していますけど、CTにはまだ映っていますよね。」
主「ん~~ここの部分はもう死んでる細胞が映っているだけだろうから。」
私「そうなんですか?・・放射線治療をして縮小しても癌幹細胞でしたっけ・・・それが死なないから時間経過でまた大きくなるものだと思っていたんですが・・」
主「いや・・・それは効かなかった人の場合ね。でもぷんさんの場合はこれだけ縮小している。これだけ小さくなっている場合は経験上中まで全部死滅してる。このCTに映っているのはリンパ節に転移してた癌細胞の死骸。リンパ組織にある癌が死んでもリンパ組織自体は消えて無くなりはしないからね。だから僕は今この場所は心配していなくてね。心配しているのはそこじゃなくて放射線が当たっていない全身に関してなんだ」
私「確かにリンパ節にも血管にも浸潤しているので全身にまわっていると認識はしています。」
主「うんうん、ただ今の時点では悪い所はでてきていない。何も悪い所が無いのにあと4年も5年も抗がん剤を続けるなんてことはない。だから一旦休薬をして、またマーカーが上がってきたりCTに映ったりしたら抗がん剤を再開しようと考えてる」
(本当なの??・・・もし本当ならモグラ叩きに移行出来るかもしれないってことじゃ・・)
(モグラ叩きに勝てばもしかしたら・・・)
私「ということは先生・・・もしかしたら・・・ってこともあるかもしれないって事ですよね?」
主「(視線をモニターから私の目に移して)まだだよっ!・・・まだね!」
私「うんっ・・・そうですね(笑)、まだねっ!」
漢方の先生
「現在の放射線治療は10~20年前と比べると精度が随分上がっていて、ぷんさんの腫瘍みたいに奥にあってもきちんと当てられるようになってきているから、昔だったらぷんさんの言うように焼ききれないことが多かったけど最近は焼ききれる人もちょっとづつ出てきているんだよ」
だけど
帰宅してネットで似たような事例を探すも見当たらず
ホントに焼ききれるなんてあるの!?
勿論本当ならとても嬉しいけど癌はそんなにヤワじゃないはず。
でもプロであるお医者さんの見解のほうが素人の私より正しい。
確率としてはゼロではないのもわかる。
でもそう簡単に、しかも自分の身に起きるとは考えにくい。
どうしても確率を考えてしまう自分がいる。
放射線の先生はCTを見ても「死滅した」とは言わなかった。
ただ、7月に行ったセカンドオピニオンの先生も
「これは珍しいと言っていい。それくらい効いている」
って言っていた。
今ある腫瘍が完全死滅かほぼ死滅かはまだ分からないけど
かなりの効果がでていることだけは事実なんだから
ありがたく、ありがたく平常心で日々を過ごそう。
いずれにせよ3月までは5ヶ月もあるんだしね。