今日は曇りなのかと思ったら、意外良い天気。
そして夕方の今も暑いです…
にもかかわらず、ずっとおうちにおりました。
そんな土曜日、いかがお過ごしでしょうか。
今朝、タイプライターズという番組を見ておりましたら、
小説家になりたいから書くのではなくて、
たくさん本を読んでその上で書きたいものが溢れて来る、
だから小説家になるのだ…的なことを
大沢在昌さんが仰られていて、大変興味深く聞いておりました。
読書好きと文才はまた別物かもしれませんが、
好きだからこそ自分もやってみたくなるというのは物事の本質かもしれませんね。
恐らくMCのお二人もそうなんだろうなぁ。
ということで、やっと読書の記録③
ギフトは文章を読むのなんて苦手!って人でもサクッと読める短編集です。
字も若干大きいし、行間も広いし。
あと、中に絵のページもあるので、詩集とかそういう感覚で読めるかな。
20代~30代くらいの女性たちの仕事や恋愛、結婚。
そういうリアルなお話を優しく温かくラッピングしてあります。
ハグとナガラは実はまだ読みかけ。
最初の3話は別の本に掲載されていた作品だと気付きまして。
初登場は↓
「さいはての彼女」
ハグとナガラという愛称のアラフォー女性たちが、旅をしたりしなかったりするお話。
マハさんとご友人の実際の旅をヒントに描かれているので、
仕事とか親の介護が絡んでいるのが、アラフォー以上の方にはリアルに響くと思います。
そして、その後にこの2冊↓
「星がひとつほしいとの祈り」「あなたは、誰かの大切な人」
古い記事から感想を探そうと思ったのだけれど、
さいはての彼女もチラッと触れただけだし、
他の二つに関してはどっちも感想書いてないっぽくて。
素敵な作品だったのに…
ということで、読み直した上で、ハグとナガラを含めた感想を改めて感想を書こうと思います。
(恐らくずっと先になると思われます)
マハさんは40歳を過ぎて作家デビューをされた方。
本当にいつからでも好きなことを仕事に出来るんだなと思います。
作家になる前はキュレーターをされていて、
その豊富な知識で、多くの絵や画家にまつわる作品を書かれているので、
人生経験に無駄なんてないんだなって。
今は旅をしたり、何かを直接経験するのがなかなか難しいけれど、
そんな時だからこそ、本でたくさんの知識を得て
体験するその時、自分の感覚とすり合わせをしてみたいな。
空谷泉身の歌詞提供曲(詳細はプロフィールで!)