先日、久しぶりにお出かけしたのですが、

また仙太郎に寄っちゃいました。

…どんだけ好きなの、私。

 

他の和菓子を買いに行ったはずなのに、

気付けば列に並んでいました…恐るべき引力。

 

今回は期間限定のおはぎを。

えだまめ。

 

黒米。

 

おはぎ、大好きなんですよね。

そもそも「お米」が好きなんですけど。

 

そして、何度も書いていますが、

おはぎは季節によって呼び方が変わるのが好き。

 

夏は夜船。

おはぎは餅つきしないから、「つき知らず」

夜船も、闇に紛れていつ着いたか分からない「つき知らず」

っていうダジャレ(?)なんですけど、風情があって素敵です。

(ちなみに冬も「つき知らず」=月知らずで、「北窓」という呼び名です)

 

夜船って聞いて私が妄想しちゃうのは、

訳ありの男女が着物の裾を濡らしながら小舟を降りて浜を歩く…

というちょっと艶っぽいシーンに被せるように

唐突に船頭さんが「で、何両くれるんだい?」とあけすけに聞き始める

という、色気があるのか、がめついのか…

そんなお話(笑)

 

恐らくほぼ同時期に、和菓子のアンという小説を読んだのと、

アニメで昭和元禄落語心中を見たのが混ざっちゃったんですね…

落語の方はオチが全然艶っぽくないんですけど(笑)

あと雪の日のお話だったかしら…

ついでに、この妄想には

「駆込み女と駆出し男」も混ざっている気もする(笑)

 

 

おはぎと言えば、もうすぐお盆。

私は毎年、お盆の大移動は避けて帰省するけれど、

今年はそれも難しいかなぁ。

せめて、心でご先祖様に感謝しようと思います。

(あと、またおはぎ食べたい…笑)

 

 

 

◆坂木司さんの小説◆

とても読みやすいです。主人公のアンちゃんが可愛い。