今週の木曜日、お出かけをしました。

目的は別にあって、(それはまた別の記事で)

その後、時間が合えば行こうと思っていた

ペンギン・ハイウェイを見てきました。

 

森見登美彦さんの作品では

夜行もすごく好きだったし、

四畳半神話大系も好きだけど、

作品の毛並みが他と違うと言われていた

ペンギン・ハイウェイが一番好きです。

 

原作を読んでの感想は

アオヤマ君という少年でどうぞ。

結構ちゃんと感想書いてる(笑)

 

マンガを実写映画化する時と

小説を映画化(実写、アニメとも)する時って

自分の好きな作品だと

「映画になっても好きでいられるかな」

っていう不安が50%ぐらいあります。

 

頭の中で作り上げた容姿、声。

100人の読者がいれば100通りのパターンがあり、

この登場人物がこの容姿、声で良かった!

と全員に思わせるのは無理なもの。

 

あと、私は「餅は餅屋」と思っていて、

作詞は作詞家に発注して欲しいし(笑)、

声のお仕事は声優さんにやって欲しい。

なので、集客のために名のある芸能人の方に

声をあててもらった・・・というのは

ちょっといただけない話だなぁと思っています。

実際、私なんて好きな俳優さんが声をあてても

その映画の内容に興味なかったら見に行かないし(笑)

ただ稀に、この人ってホント何でもできるんだな!!

って思う方っていますよね。

今回、主役のアオヤマ君を演じられた北香那さんが正にそれ。

頭が良くて大人びた考えをするけど、実に少年らしいところもある。

そんな繊細な表現も見事にされていて。

同じく蒼井優さんももっぱら演技は素晴らしいと評判なんだけど、

私に限って言えば、そもそも想像していたお姉さんの顔と

アニメで描かれたお姉さんの顔が違い過ぎて(笑)

顔が違えばあてる声も違うので

もうこれはねぇ、いくら演技が良かろうと

違和感が出ちゃうのはしょうがないんです。

話し方とかすべて、顔によって違ってくる。

原作を知らなければ私もすんなり受け入れたかもしれません。

で、100人の読者がいれば100通りのパターンがあって

全員が全てに納得できるわけじゃないんだよなぁ、

という感想につながります。

 

いや、でもね。

原作を読んでない方には映画おススメです。

あと、お姉さんの顔と声にこだわりのない方にも(笑)

(ちなみに私はお父さんの顔と声には全くこだわりがなかったです)

それから!!とにかくペンギンが可愛いです!!

映画を見た後、改めて原作を読んでみていただきたいなぁ。