今日は春爛漫て感じ!!

お出かけ先にて桜をパチリさくら。

左下になんか緑色が写り込んでるけど、まぁ気にしないよね(笑)

 

さて、先週の土曜日は

TEAM NACSの「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」を観劇。

パンフの表紙。

裏表紙にはNACSの5人が。(カッコイイです!)

 

私のNACSファン歴はもう10年を越えているのですが、

初めて本公演を観たのが2007年の

「HONOR~守り続けた痛みと共に」でした。

その年の初めにNACS TENというイベントに参加して

HONORの生告知を見た時の鳥肌。

今も忘れないし、本公演自体も笑って泣いて

心をギュッと掴まれてますますNACSファンになりましたはーと。

 

長らく私の中でHONORが本公演の中でのBESTとして君臨していましたが、

ついにそれと並ぶ、もしくは越えるものが!!

それが今回のPARAMUSHIR。

(ちなみに本公演ではないけど、以前NACSの本公演で上演されたLOOSERを

森崎博之氏が演劇ユニットの*pnish*(パニッシュ)さんを迎えて上演した

LOOSER6も素晴らしくて、是非とも再演して頂きたいですハート

 

PARAMUSHIRがどんなお話か、

ここ数年すこしNACS愛が冷めていた私は特に調べもせずにいたのですが

(何ならACTシアターで上演することすら未チェックだった)

観劇の3日くらい前に

終戦を迎えた8月15日の後に北海道のとある島にソ連軍が攻めてきたという

実話に基づく話、ということを知りまして。

そして森崎氏原案というのも知って、これ絶対私の好きなやつ!!!

とめちゃくちゃ期待値上げて出かけました。

 

そして、大号泣でした。

 

ネタバレというか、上記の公開されている情報だけ見ても展開は予測できるんだけど

 

戦わずして終戦を迎え、負けたことを受け入れられない気持ち

戦争が終わったということは家に帰れるんだという喜び、安堵

その矢先に攻めてきたソ連軍と戦うことの葛藤

それでもここで戦わなければ、愛する家族が日本が再び戦争に巻き込まれるということ

 

そんな思いが丁寧に展開されて、後半に向かうまでクスクスと笑う場面もあり

ググッと惹きつけられます。

そして後半のソ連軍が攻めてくる場面。

ここに至るまでのそれぞれの思いを知っているだけに涙せずにはいられません。

 

世の中には戦争物のお話が苦手な若い人もいると聞きます。

私は世代的に戦争経験者から直接お話を聞く機会を小・中・高と与えられ

学校教育も原爆や沖縄での本土決戦を取り扱う機会が多かったこと

後に自分のルーツが広島にもあると知って余計にきちんと考えなければと思うことも。

苦手かもしれないけれど、これは日本人であるという以前に

この世界に生まれた者として歴史を理解し

再び同じ惨劇を繰り返さない、

今の何でも自由にできて言えて生きていける世界を守るためにも

とてもとても大切なことだと思うのです。

 

好きなモノを食べられる

好きな本やアニメを読んだり見たりできる

住みたいところに住んで

会いたい人に会って

キレイにメイクして着飾って

街には緑が溢れて

子供たちには未来がある

 

この時代に生まれて本当に良かったと思います。

それを守ってくれた人がいたから。

再び築いてくれた人がいたから。

 

そして改めて、森崎博之という人が好きだなぁと思いました。

他のメンバーも(笑)

TEAM NACSが80歳になっても公演を続けられるように

これからもずっと応援します。

(冷めた愛も復活中)

 

4月1日にはライブビューイングがあるので、

行ける方はぜひ。