瀬尾まいこさんの「春、戻る」

を読みました。

 

本を選ぶ時って、

いつも季節感を気にするんだけど

今回は余りに面白そうだったので

春じゃないけどこの本。

 

瀬尾まいこさんの本、2冊目かな

って思っていたら

ココに書いてる「おしまいのデート」、

そして書き忘れてたっぽい

「強運の持ち主」に続き、3冊目だった。

もういつ読んだかも覚えてないし

内容もぼんやりなんだけど

スキなお話だったことは確か(笑)

以前書いたように、

本屋さんのカバーにマステを貼って

それにタイトルを書いて保管しています。

でね、そのマステの色を

すっごく好き!→濃いめのピンク

割と好き→薄いピンク

と分けているのですが、

(その他もある。二度と読まないやつ・・・)

強運の持ち主は濃い方だったのです。

改めてまた読みます・・・

(相変わらず忘れっぽいなぁ、ワタシ)

 

ということで、忘れないうちに

「春、戻る」

 

12歳も年下の男の子が突然現れ、

自分のお兄さんだと名乗られたら

一体どんな気持ちになるだろう・・・!

ビックリしちゃうな。

訝しい目で見ちゃうな。

つか、何言ってんの!?ってなるね。

 

30代半ばになって

紹介された人と結婚を決めて

燃え上がる気持ちはないけれど

こんなものかな、と思っていた主人公。

そこに「お兄さん」がやってきて

生活をかき乱していくのですが、

お兄さんのしっちゃかめっちゃかさ、

年下のお兄さんを普通に受け入れる

婚約者の彼、

胸の奥に引っかかるものを感じつつ

その扉を開けられずにいる主人公。

この3人を中心に面白おかしく

最後はポロっと涙が出ちゃう

テンポのいい物語でした。

 

物語も春爛漫の時期というより

春が終わり、梅雨に入る・・・

そういう時期なので

なんでタイトルが「春、戻る」

なのかなぁって思っていたけれど

最後まで読むと納得です。

 

またいいお話に巡り合えたなはーと。