3連休三日目。

いかがお過ごしでしょうか。

 

ワタシは明日もまた普通の一日。

何とかして9月中に休めないかと

画策中でゴザイマスうさぎ

 

毎年だけど、

今年も夏らしいコトは何もなく。

暑いと何もする気も起きないのに

やらなきゃいけないコトはいっぱいで

自分のコトに気が回らない(笑)

 

さて、もうずっと前だけど

この本を読みました。

湯本香樹実さんの「夏の庭」。

小学生3人組と彼らが目を付けた(?)おじいさんのお話。

 

彼らのうち一人の親戚が亡くなり、

「死ぬってどういうことだろう」

と疑問を持った3人は、

近所で最もその時が近そうなおじいさんを見つけ観測する。

ただの観測から、ひょんなことで交流が始まり・・・

 

という、ひと夏のお話。

おじいさんが変わり、彼らの意識も変わる。

小学生らしいやりとりもありつつ、でも、

小学生が抱えきれない悩みを持っていて。

子供だってちゃんと考えているのに

力がないから大人に振り回されてしまう。

そういうやり切れなさも描かれています。

 

・・・でも、おおよそは

小学生のおバカさんな掛け合いが

とても小気味よいです。

 

人はいつかいなくなるけれど、

その人と関わったことが

誰かの心の中に生きている。

 

誰かと時間を共有することは

生を紡いでいくことのだなぁと

じーんときました。

 

この時期読むのにピッタリの本です。

 

お盆に帰省できない方も

心でそっと亡くなったご先祖様に

手を合わせると良いそうですよ。

 

ワタシも亡き祖父母に、

そして遠いご先祖様に

何とか生きていますよ!って

ご報告と感謝を伝えたいと思います花