私が歩んだ高校生活。
1年生〜2年生までは
毎日やりたいことして
ろくに勉強もせず、遊びたい放題。
それでも
成績はそこそこ。部活も一生懸命していた。
そんな私は、母にとって
決して出来の悪い子では無かったと思う。
そんな私が3年生になるタイミングで
母親と意見がぶつかり合う。
私は昔からファッション業界に興味があった。
小さい頃から、暇があれば
紙と色鉛筆で自分で考えた洋服をデッサンしていた。
ありきたりの洋服ではなくて
誰もが考えないような洋服を考えるのが好きやった。
自ら、新しいファッションを提案し
プロのヘアメイク、モデルさん達とタッグを組み、
最強のチームを作り上げ
ファッション界における
オリジナルのトータルブランドを作り上げたい
キラキラした世界で活躍したい
子供ながらに、そんな夢を見ていた。
でも、その夢を他人に語ることはできなかった。
こんな奴ができるわけない。夢見るな。
そんな否定の言葉を浴びせられる気がして。
私は高校2年生で、文系のクラスを選択していた。
デザインなら文系でいけると思ってたから。
3年のクラスを選択する際にも
私は理系ではなく文系を選択するつもりでいた。
そのタイミングで母に将来のことを聞かれる。
「あんた、将来どうすんの?」と。
「ファッション系の仕事したいねんな〜」と
それとなく伝えた。
その時の母が投げてきた言葉は
私が思っていた通りやった。
「なんなんそれ?」
「そんな安定しない仕事なんかやめとき」
「あんたのこと思って言うてるんやで」
…あぁ、やっぱり。
「じゃあ、どうしろって言うん?」と聞く私に
「看護師になり」と伝える。
私は絶対に嫌やった。
看護師にはなりたくなかった。
それでも折れない母。
結局、私は看護師にはなりたくないと思いつつ
医療業界に必須となる理系クラスを選択した。
半ば、ファッション業界に進むことを諦めた私は
看護師以外の選択を必死で探した。
薬剤師。これが唯一気になった職種。
「ほな、薬剤師とか目指そうかな〜」と
軽い気持ちで言った時
めちゃくちゃ喜んでいる母がそこにはいた。
「頑張れ!あんたならできる!応援する!」と
この時の軽い一言を、後に後悔するとは知らずに
そんなこんなで3年生になった私は、
思いもよらない苦悩にぶち当たる。