何年か前に家の階段から落ちて、足の小指を骨折した。
結構な骨折で、小指の骨がポキっといってしまい、全治4カ月、シーネ固定と松葉杖で生活していた時期があった。
そんな状況でも家のことをするのはほぼ私だった。
家の中では、ダメとわかりつつも松葉杖を使わずになるべく足を使わないようにしながら家事をしていた。
でもさすがに車の運転はできず、買い物は旦那が車で連れて行ってくれた。
でも、うちの旦那はお店についても車から降りない。
車で送ってやったぞ!って感じで駐車場につくなりふんぞり当たり前のように返ってスマホいじり出す。
だから仕方なく松葉杖つきながら一人で店内に買い物行った。
さすがにドラッグストアでトイレットペーパーやらティッシュやら大量の日用品をカートにのせ、松葉杖つきながら歩いてたとき、あまりにも大変そうに見えたんでしょうね、店員さんが途中から手伝ってくれた。
もう至れり尽くせり。
普段人の優しさにあまり触れていなかったからなのか、本気で涙が出そうなくらい嬉しかったな。
袋詰めまでしてもらって、終いには車まで運びます!って言ってくれて。
申し訳ない気持ちもあったけど、お言葉に甘えてお願いした。
必死で松葉杖つきながら駐車場を歩き(旦那は私が骨折しててもお店の入り口近くにはとめてくれない)、車まで来てもらってドアを開けた。
その瞬間目が合う旦那と店員さん。
「えっ!」と思わず驚きの声が出た店員さん。
えぇ、わかりますよ、その後になんて言いたいか…
「旦那さんいるのに手伝ってもらわないんですか!?」
って言いたかったんでしょう。
私も全く同じ気持ちですよ、店員さん。
店員さんは若干慌てて荷物を車に乗せ、逃げるように店内に帰ってしまいました。
そんな状況でも何も感じない旦那に
「早く車乗って」
と言われ、私は慌てて車に乗りました。
これもね、今思えば、なんちゅー旦那だ!って思いますよ。
当時はこれが当たり前だと思ってた自分が怖いわ