某所でテレビを見ていた。
映し出された映像は銃を撃つ兵士や
抵抗するデモ隊の姿、逃げ惑う市民の様子。
数キロしか離れていないところで起きている現実……

いったいどこで起きている現実なのだろう?
どうしても戸惑ってしまう。

ソイランナム、以前友人が住んでいた場所。
何度も足を運んだことのあるソイ。
今でもたまにイサーン料理を食べに行く。
今回戦闘が起きているラチャプラロップは目と鼻の先だ。
日本人居住者が多いといわれるマンションもある。
そんなところで軍事作戦が展開されている。

ボンカイ、14日から戦闘が激しくなっているエリア。
昨年末から週1,2回、打ち合わせのために足を運んでいた。
映像で見る風景は見慣れたものだった。
そこで展開されているものは、
これまで見たことのないものだった。
実は14日朝も打ち合わせの予定があったのだが
不穏な動きを察知してか、
前夜に先方からキャンセルの連絡があった。

戦闘に巻きこまれ、命を失った人もいる。
一方でいつもと変わらぬ生活を送る人もいる。
わずか数キロの違い……

身近なところで起きているはずの現実。
安全地帯で生活しているせいか、
現実に起きているはずのことが受け入れられずにいる。
これを平和ボケというのだろうか………