ある雑誌を読んで気になったこと。
某有名新聞社が発行している雑誌で
著名な学者とノンフィクション作家ら3人による
座談会形式の記事が掲載されていた。
以下、引用。
「(前略)タイの山奥、山岳民族のメオ族の集落に行ったとき、1週間後にバスが来るっていうから、虫を採って待っていたのに、いっこうに来ない。電話もないし、このまま帰れなかったら、大学もくびになっちゃう。幸い、なぜだか知らないが、全然関係ないバスが通ったから乗せてもらって、チェンマイ経由で帰ることができたけど」
「そのあたり、僕も行ったことがある。チェンマイから丸1日車で走って、さらに24時間歩いてやっとたどり着いた。山岳民族の村長の家に留めてもらって(後略)」
お2人ともいつの時代のことを話されているのかわかりませんけど……
1週間後にバスが来る?いまどき週1便の定期バスなんてあるんですかね?
いったいそれはタイのどこのことなのでしょう?
実際はチャーターした車が1週間後に迎えに来るってことじゃないのですか?
チェンマイから丸1日車で走る?
丸1日、24時間?
チェンマイから24時間も車で走ったら国境を越えるんじゃないですか?
バンコクまでだって半日あればつきますよ。
そこから24時間歩く?
まさかぶっ続けで歩くわけないですよね?
ってことは1日8時間で3日、6時間で4日ですよね?
いまどき車で行けるところまで行けば
そんなに歩く必要はないんじゃないですか?
まあ、遠回りすればそれくらい時間はかかるかもしれませんけど……
もちろんこれは編集部が意図して大袈裟に表現している可能性もある。
こうしてマスコミっていうのは秘境イメージを生み出すのですねえ……
(まあ、2,30年前だったら十分ありえると思うけど。この雑誌の発行は2006年です)
まあ、事実だとしても、
それは昔のことって一言注釈をつけるべきだと思いますが?
ちなみに後者のチェンマイから車で24時間……の発言は
ある著名なノンフィクション作家の発言です。
こういうのを見ると、彼の作品全てを疑いたくなるのですけどね。
まあ、こういう細部の表現にこだわるから
私の文章が面白くないのかもしれませんけどね。