就職すると、英語など一切必要としない生活が始まった。

日々の生活に追われ

仕事以外の勉強をする気力など

どこかに失せてしまった。


年1,2回の長期休暇。

といっても1週間から10日が限界。

いつしか旅先はタイになっていた。

旅先で知り合った日本人は

英語かタイ語が流暢な人が多かった。


仕事に少し余裕ができたころ

今度はタイ語学校に通い始めた。

週1回、2時間の授業。

いつしか日々の仕事に追われるようになり

宿題や復習も満足にできなくなった。

とりあえず、職場以外に居場所が欲しくて

学校には通い続けていたが

難しくなる内容にはついていけなかった。


仕事の方も行き詰まりを感じ、

結局退職して、タイに行くことを決めた。


タイに来てからの話は以前 書いた。

タイ語学習において、2度の大きな挫折をした。

うち一つは結果として

人生のターニングポイントにもなってしまった。

結果として身についた中途半端なタイ語力は、

ここ1年ほどの生活に顕著に現れてしまった。


タイに来て知り合った日本人は

会社員時代には出会うことのなかったような日本人ばかりで

みな英語を流暢に話すように見える

(少なくとも私よりは話せる人ばかり)。

タイ語にはコンプレックスはなくなってきたけど

英語のコンプレックスはいまだ残っている。

タイに来てから、英語ができなくて悔しい思いをした回数は

タイ語ができなくて悔しい思いをした数よりもずっと多いからだ。


これまでの人生で

大学に入学した当初が最も英語ができたような気がする。

あの頃、もう少し勉強していればなあ……

と今になって思う。


何人かの友人に

「少し落ち着いたら英語の勉強でもすれば」

と言われている。

中途半端なタイ語と中途半端な英語力、

少しは道を切り開くきっかけになるだろうか……


ふと昔のことを思い、こんなことを書いてみた。