この男、Sという。ある地方都市で公務員をしている40代後半の男。この地域有数の資産家の一族に生まれたが、すでに両親は他界しており相応の遺産を相続している。10年前に離婚を経験して以来、友人に誘われてタイに来ては女性と遊んでいる。職業柄、日本だとなかなか羽目を外せないそうだ。

Sも40半ばを過ぎた頃から、結婚相手を探していた。やはり特定の女性が欲しいということだろう。だが、Sにはロリコンという趣味があった。親戚が紹介するのはバツイチの女性が多く、Sは年齢的にどうしても気に入らなかった。そこにまさに理想のタイプであるJが現れたのだ。


このとき、Sはチェンライにいる友人を訪ねる途中だった。そのためSはJに必ず身請けすると言い残し、チェンライに向かった。JはSの言ってることを真に受けていなかった。

チェンライに着くとSは友人であるAに相談した。しかし、Aは仕事があるのでバンコクへ一緒に行くことは出来ない。そこでAはIを紹介した。Iはチェンライに10年以上住んでいるがなにをしているのかよくわからない男だ。しかし、タイやタイ人というものを熟知しており、この手の相談に何度も乗っている。Sが資産家であることを知ったIは喜んでこの依頼を受け、愛人のタイ人Pを伴い一緒にバンコクに向かった。


(この話はフィクションです)