昨日一昨日と訪れた出張先は、7年以上前にも一度訪れた街だった。あのときはバスターミナル前にいたバイタクの運転手に「安いホテルに連れて行け」と指示した(つもり)のだが、連れて行かれた先は連れ込み宿(番号ホテル)だった、という苦い思い出がある。水シャワーしかないので止めようと思ったが「この街にはここしかホテルはない」などと言われ、仕方なく泊まったものだった。チェックインして、全館冷房?のうえに部屋では冷房を切れなかった、ということに気がついた。送風口にバッグを置いて、少しでも冷房を和らげようと思ったのだがほとんど効果はなく、震えるようにして眠った記憶が残っている。とにかくこれまでタイで止まった宿の中では最もひどかったと記憶している。そのときのことがトラウマになり、今回も行くときはちょっと怯えていたのだが、当時よりはタイ語も上達したせいか、上手く宿を取ることができた。温水シャワーとテレビが付いて320B。タイ人出張者が泊まるような宿だろうか?

さてこの街、「地球の歩き方」はおろか「Lonlyplanet」にも掲載されていない街であり、普通に考えて外国人観光客がわざわざ来ることはない街のはずである。今回の滞在中、大半は室内にいて大して街中を歩くことはなかったのだが、それでも10人以上の白人を見かけた。旅行者風情もいるが、その多くは腰を下ろしているように見受けられた。中にはタイ人と思わしく家族と一緒に買い物をしている白人もいた。また旅行者風情は、20代と思わしき若者たちだった。大型バイクを乗り回しているものもいた。日本人と思われるのは1組(男女)だけ見かけた。カオサンに居るバックパッカーのように大きなバックパックを背中にしょって、百貨店を歩いていた。いったい、彼らは何をしているのだろうか……