チェンマイやチェンライでもトレッキングがツアーに組み込まれているように、チャイントンでも山地民の村々を訪ねるトレッキングは可能だ。タイと大きく違うのは、ツアーを組めるほど多くの観光客が集まるケースは少なく、実際には個人でアレンジするケースが多くなることだ。料金は割高になるが、個人の力量に合わせてコースもアレンジしてくれるし、希望を言えばそれに沿った村に連れて行ってくれることだろう。なお、宿泊を伴うトレッキングは禁止されているようだ。(チャイントン以外の街に宿泊は出来ないらしい)

余談になるが、ガイドが「グループのガイドはしんどい。だいたいみんな同じ体力でないことが多いし、旅行者はそれぞれペースが違うからね。おまえみたいにどんなに遅くとも一人だったら全く問題ない。俺達は無事に宿に送り届ける自信はある。」と話していた。体力に自信のない方は、ぜひとも個人でガイドを雇うことをお勧めする。通常、料金には昼食と水代が含まれているが、出発前に確認した方が良いだろう。

私の場合、バイクで村の近くまでアクセスしてから多少歩くケースが多い。バイクで直接山地民の村に行くこともある。私の体つきを見て体力のなさはすぐに理解したようで、ある村に行くときを除き、1時間しか歩いた記憶はない。歩いたコースはほとんどが平坦な道だが、日中はかなり暑いので帽子は必需品かもしれない。ほどよく汗をかいたころに、ガイドは休憩を取ってくれる。山道を歩くと言うよりも、田んぼのあぜ道を散歩しているようなものだ。もちろん、体力に自信のある人はそういうコースも用意されている。3時間、ひたすら登り続けるそうだ。

これまでに、シャン、アカ、ラフ・ナ、ワ、アクー、エン、リス、パロン族の村を訪れた。どこもガイドと行くと友好的だ。昼食をご馳走になったこともある。写真撮影も問題ない。(恐らくガイドが連れて行く村は友好関係を築いている村だけなのだろう)訪れた村で、子供達に飴を配る行為は賛否両論ある。旅行者各自の判断に任せる。チャイントンに行った人は、体力に自信がなくとも1度は山地民の村を訪れて欲しい。