バンコクの交通渋滞といえば、世界的にも有名だ。渋滞しているところを写真に撮る人も多い。だが、実際に移動手段として利用している側とすれば、いいかげんにしろ!としか言いようがない。

先日に引き続き、BTSおよび地下鉄とは無縁のエリアにまたも行く羽目となった。土地鑑はないのだが、恐らく普通にバスに乗っていくと1時間半、ちょっと渋滞すれば2時間以上かかってもおかしくない場所だと思う。もちろんこの時間にはバスを待っている時間は含まれない。バンコクのバス路線には、時刻表というものは存在しない。あってもこの渋滞では意味もないだろう。そのため、バスの来る頻度は頭の中に入れておく必要がある。しかしそれも30分待っても来ないときもあれば、2台続けてくることも珍しくなく、あまり意味がないかも知れない。幸いにも今日はバス停に着いて5分もしないうちにバスはやってきた。途中予想以上に渋滞した場所もあったが、なんとか待ち合わせ時間には間に合った。全く、こちらの交通事情をほとんど知らずに待ち合わせ時間を設定をするタイ人気質にはついていけない。

さて、この渋滞だ。「渋滞の先頭はどうなっているの?」という質問をよく聞くのだが、タイの場合は極めて簡単に答えることができる。「渋滞の先頭は警官がいる」だ。信号ではなく、警官が交通整理をしているところは、たいがい渋滞になっている。どうみても効率が良くない……さらに信号操作も手動だ。警官の気の向くままに操作しているとしか思えない。この渋滞に巻き込まれる利用者にはいい迷惑だ……

バンコクは人が集中しているからしょうがない、と諦める人は多いが、どうみてもこれは人災だろう。いくらでも解決手段はあるように見えるのだがどうだろう?