前回はメーホーンソーンとナーンの例を書いてみた。今度はこれを地方や国にまで広げてみたい。

タイに住み始め、けっこうな数の県を訪問したつもりであるが、数えてみるとそれほどでもなかった。それでも、チェンライをはじめ北タイは相性のいい街が多かったと思う。では、他の地方はどうなのだろうか?

タイに住み始める前は、北タイよりもイサーン(タイ東北部)の方が、訪れる回数は多かったかもしれない。コラート(ナコンラーチャシマー)、ノーンカーイ、ウドンタニー、ウボンラチャタニー……ウドンタニーは詳しい友人と一緒だったが、他は一人で行った。コラートもその数日前に行った友人から、ある程度の話を聞いてから訪れた。ノーンカーイでは、現地の人々に質問して、返ってきた答えに騙された。といっても、これは彼らが嘘をついたのではなく、知らないと答えられないから、適当なことを言ったのだと思う。それでも、北タイよりも事前情報の少ない状況で質問したのだから、その答えをそのまま信じてしまい、あとで苦労した。ウボンラチャタニーでは、当時、人生最悪(昨年、これ以上のひどい下痢に遭ってしまった)の下痢に遭遇した。タイ語もそれほど話せず、ホテルから一歩も出られない苦闘の日々が続いた。ウドンタニーは詳しい友人が一緒だったので特に困ったことはなかったが、彼が居なかったらどうなっていたことか……幸い、コラートでは事前に情報を得ていたせいか、特にトラブルはなかった。どうやらラオス国境に近づくと相性が悪くなるようだ。

近隣諸国でいうとラオスとミャンマーも対称的かもしれない。

昨日書いた3条件を比較すると、宿泊施設に関しては、両国ともタイよりはコストパフォーマンスは悪いものの、同じ程度の金額を出せば、だいたい同じようなところに泊まることができた。ただ、従業員に関してはどうだろう?馴れ馴れしすぎるのも困るが、ラオス人のように人見知りしすぎるのもちょっと疲れる。ミャンマーに初めて(タチレクを除く)行ったときのこと。空港から市内に行くタクシーの運ちゃんは、初めてミャンマーに来たと言うと、親切に観光案内を始めてくれた。最初は商売に繋げているのかな?と思っていたが、こちらの希望どおりの宿泊施設に連れて行き、「じゃあ、ミャンマーを楽しんで行ってくれ」と言い残してそのまま去っていった。このときからなんとなくいい予感がしていた。ヤンゴンや訪れた地方都市、ともにお気に入りのGHや食堂ができた。ラオスはビエンチャンとルアンパバンしか行ってないが、人見知りする性格のせいか、言葉はミャンマーより通じやすいはずなのに、どうも親しくなることができない……料理も、タイ料理に近いはずなのだが、どうもお気に入りのレストランが見つけられない。

ラオスやその国境に近づくと、相性が悪くなる……これが相性ってものだろうか。