昨日は、三男の中学校の卒業式だった。
式での子供達に贈る言葉は、 とっても いいお話ばかりだった。
入学式や、卒業式のたび、
子供達には無限の可能性があるんだなと気づかされ、
本当に晴れ晴れした気持ちにさせられる。
そして 合唱のうたごえには
いろんな思いが伝わり。
なんだか 涙がとまらなくなる。
体育館に響き渡る うたごえ。
本当に素晴らしくって、
力強く。
心にぐっと来る うたごえだった。
そして 担任の先生の言葉。
ぱっと見 とってもこわい系の先生。
だけど、
とっても優しい先生。
三男が先生の事をいつも話している意味がよーくわかった。
こわそうなんだけど、優しさが伝わる風貌^^
涙を拭いながら いろんな お話しをしてくれた。
その言葉の一つ一つに 先生の大きさを感じ、
安心を与え。
先生がいてくれたら大丈夫!
たぶん みんな大きな安心の中でこの一年
守られていたようにも感じた。
クラスのテーマはHEAVEN
『クラスは楽園』 このテーマを見ただけでも
感動した私。
クラスが楽園って すごいよね。
先生は言った。
これから先 いっぱい失敗しなさいって。
失敗を恐れて 何もしなければ 何も始まらないって。。。
いろんな壁にぶちあたって 悩んだとき、君達にはたくさんの仲間がいる。
だから ずっと友達を大切にしなさいって。
涙で声を詰まらせながら 力強くいろんな話しをしてくださった。
その中で 最後に先生が言った言葉。
『先生より先に絶対死ぬな!親より先に絶対に死ぬな』
そう 泣きながら 訴えた。
この言葉に クラスが静まり返った。
先生は今年で10回 卒業生を送りだしている。
そのうち二人が亡くなったと話した。
一人は事故で、もうひとりは 、朝起きてこないなと、親が部屋を見に行ったら
冷たくなっていたそうだ。
もう そんな思いは2回だけでたくさんだと 怒りをぶつけるように話していた。
子供達に一番伝えたいことは これだと思った。
生きてほしい!
命を大切にしてほしい。
私も涙がずっと止まらない状態だった。
少しして。。。
静まり返った教室に先生は笑いをいれ、
『お前達の仕事は、 先生が死んだらお葬式で送り出すことだ』そう笑った。。。
ストレートでガツンと 心に残った先生の贈る言葉。
多分一生 親も子も忘れないと思う。
どのクラスをもっても、
満足して送り出した事は一度もないと先生は話していた。
それは もっと もっとこうしたら 子供達の良さを引き出せただろうとか、
いっぱい夢があるからだと 話してくださった。
あと4年間で定年を迎えるまで また担任を持ちたいたいと
先生は話していた。
夢を追って 満足で終わらない先生で
あり続ける こわい風貌の先生。
クラスのみんなに一番 愛されていました