BRESSさん からいただいた ウーパールーパーのupaちゃん
うちに来たのは 約三年前だった。
小さかった upa ちゃんもすくすくと大きくなり
あんまり動きはないんだけど、
カワイイ存在だった。
upaちゃんの担当は私。
でも そんなわたしの怠慢さが原因で、
upaちゃんにひどいことをしてしまった。
upaちゃんが小さいときから
水槽に おはじきくらいの透明の石を入れていた。
何週間か前に、upaちゃんがその石を食べようとしていたから、
水槽から出したら~と 子供達に言われていた。
でも、まさかそんな upaちゃんの顔と同じくらいの石を食べるわけないよ~
なんて あんまり気にかけていなかった。
この前の水替えのときも気にもせず・・・
そして おとついの夜
その石をupaちゃんが口に入れてしまった!
たまたま子供達が気づいて、
見たときには 顔の大きくなったupaちゃんが・・・
下あごに 石がすっぽりはまった状態で、吐き出すこともできないでいる。
なんとか助けなくてはと、upaちゃんをつかみ口を開かせようとしてみたが無理だった。
かわいそうだけど、吐き出させなくてはならない、
だけど そうするとよけいupaちゃんを苦しめてしまう。
見ていた 三男も辛かったようで、
『かえって弱らせるから、もうお母さんやめて!』っと
言われ、
とりあえずは エラ呼吸で呼吸はできているので、 明日にでも
動物病院に行ってとってもらうしかないよねっと
どうすることもできずに、
ただ見守っているしかなかった。
でも 病院って言ってもどこへ連れて行こう。。。とか、
連休中でやってるとこはあるかな~とか
色々考え 夢にもupaちゃんがでてきて 朝upaちゃんを見るのがこわかった。
夜中にうまく吐き出していてくれないかなとか、
もしかして死んでいたらどうしよう・・・
とか。。。
そして 朝
ぱぱに昨日の夜の出来事を話したら、
いままでupaちゃんの世話などもしなかったパパが、
おもむろに水槽のupaちゃんに話しかけながら upaちゃんをつかみ、
upaちゃんの口から石を吐き出せてくれた。
あぁ よかった。
そんなことなら、きのうパパを起こせばよかったんだ。。。。
この時ばかりは パパがとっても頼もしい男に思った。
そして 吐き出したあとも、 いつものupaちゃんの様子とかわりはなく、
子供たちも起きてきて、upaちゃんが元気になったと思いほっとしていた。
三男もすっごく気になっていたらしく、
夢でupaちゃんが石を吐き出した夢をみたと話していた。
とりあえず よかった。
これで安心して サッカーの応援にいけね~といって
みんなそれぞれが出かけていた。
でも、夕方帰ってきてみたとき upaちゃんが動かなかった。
ニコッと笑った状態の顔で でも動かないupaちゃん
死んでる?
いや死んでないよ・・・
っと 水槽をゆすると upaちゃんはもう動かなかった。
でも生きてるように見えるupaちゃん
時間が経つにつれ、だんだん 白くなっていった。
たぶん わたしたちが気づくちょっと前に死んじゃったんだろう。
私が石を取ってあげていれば、まだまだ元気でいられたはず。。。
自分でも 後悔したって遅いことに後悔している。
おおきくなったupaちゃん
この前 ブログにのせようと思って撮ったupa
すっごく苦しかっただろうに
でも 最後はニコッと笑った顔でいてくれたupaちゃん。
