■被災地より■必要な手・不必要な手 | ひだまりキッチン

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90歳くらいのおばあさんが、
歩行器を使って街を歩いていた。

数メートル歩いては休み、歩いては休み…

小さな段差さえも、おばあさんにとっては一苦労。

歩行器が引っかかる。

ゆっくり持ち上げてまた歩きだす。

ゆっくりゆっくり…

ハラハラしながらずっと見ていた。

手をお貸し出来るところは?
手をお貸ししてもいいところは?

ちゃんと見極めなければいけない。

『すこし頑張れば自分で出来ること』を、取ってはいけないから。

だけどかなり頑張らなくちゃ出来ないこともある。
そこに手を添える。


避難所でも、ご年配の方が精一杯生活されていた。

ボランティアの方が、あるおばあさんにつきっきり。

最初は自分の力で歩いていたおばあさんは、
歩くことをやめてしまった。


あなたはいつまで支援が出来る?


数日後、その方がボランティアを終えた時、
歩かなくなってしまったおばあさんが残った。


ご年配の方の仕事を取りすぎてはいけない。

それが大きな課題となった。