この日はAWCでの本證寺周辺のお城散歩です。

 

南桜井駅からスタート

 

本證寺の道を挟んだ斜め向かいあたりに「そとぼりはし」があります。2週間前に来たときは気づかなかったところです。

 

堀跡があり、そこの横の歩道のとこになりますので橋って感じではありません。

 

堀の中に石碑があります。「そとぼり」と書いてあります。

 

いきなりメインディッシュの本證寺。

 

 

南側は工事中。

 

 

境内にはどうする家康の中の三河一向一揆の場面で象徴的に拝まれていた阿弥陀如来像がみられました。ドラマに出ていた像はここの像にそっくりでした。

 

南側の堀跡

 

臨時駐車場からここを通って本證寺に入れます。

 

以前はこのあたりに太子堂という建物があり、そこまで西から東に向けて堀が入り込んでいました。

 

相変わらずの高低差のある堀と土塁。反対側(北向き)の堀は、2週間前は入れたと記憶していますが(だったかな汗)この日は入れなくなっていました。

 

 

 

このまえ偶然見つけた外堀跡。

 

ここの堀から鉄砲玉が見つかったらしいです。

 

藤井戸跡。

この井泉は、碧海台地の南の端、大戸と藤井の間にできた開析谷(かいせきだに)の奥に、自然に湧き出た清水の井戸です。

澄んできれいな清水であったことから、藤の花のようだというので、藤井と呼ばれるようになりました。

そのため、古井、桜井、浅井と並んで名水となり、三河国の四井の一つに数えられるようになりました。

藤井という地名も、この井泉が起りと伝えれています。

 

 

 

三河四井の一つ、桜井、古井、浅井と共に由緒ある名井として世に知られてきました。その昔倭姫命によって穿かれたと伝えられ湧泉の水面に藤の花影が映りて風雅な紫色をなしたことにより藤井の名水として里人に親しまれやがて地名の起源となりました。

 

藤井松平氏の藤井城跡。

 

公園から木戸城が見えます。

 

木戸城の堀跡。今でも結構そこそこ深く残っていました。前回自分で来たときには気付きませんでした;

 

加藤嘉明の出生の地とも言われている岩根城。

 

これも前回見落としていましたが、岩根ちびっこ広場の看板に「このあたり一帯は、鎌倉時代半ばに築かれた岩根城の跡地です」としっかり書いてありました。

 

 

ここの路地は↓の真ん中の大手にあたるとのこと。

 

志貴野荘園時代の碑。全然気付きませんでした。

 

大浜騒動護法有志之墓参道

 

小川城主下野権守石川政康公之墓所。石川政康は小川城を築城した人。徳川家康の家臣石川数正のご先祖様。石川家は真宗であったため三河一向一揆では一揆側として戦いましたが、石川数正は改宗して家康側につきました。

 

 

公園の中にこっそりとある小川城跡の説明板。ここは以前来たことがあります。

 

前回も訪れた誓願寺。

 

お寺の前の更地になっている部分には少し前まで掘跡があったとのことです。awcに参加されている方はさすがに詳しいです。写真も見せてもらいました。現在は写真のように埋め立てられてしまっています。もったいないです。

 

しかし、お寺の裏側に回ると土塁と堀跡が残っています。このあたりは一人ではなかなか気付けないのでありがたいです。

 

そして最後はおなじみの桜井城。

 

桜井松平氏のお墓もあります。

 

前回一人で回っては見たもののやはり気付かないところが多いですね。しかも適当に選んで散歩しているので知識が圧倒的に不足しているので大変勉強になりました。この日はawcの中では結構歩いた気がします。

 

次の勝鬘寺は痛恨の申し込み忘れでいけませんでした泣

来月のは忘れないように申し込みます。