血液デブと呼ばれました。

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3月17日、東京国際フォーラムホールA、19列19番。
本当のこと言うと、この日はここに来てるつもりはなかった。

ELTのデビュー15周年記念も兼ねた、アルバム「ORDINARY」のツアー。
最初は行こうか迷ったんだけど、次のツアーあたりの方が良いのかなぁ、と思って見送ってた。

というのも。
2008年。
初めてELTのライブに行った。
こんなに好きなんだし、一回くらいはライブ行ってみなきゃ!と思って。
そしたら、もっちーの喉の調子が思っていたよりも良くなくて、正直聴いてるのがつらかった。
多分あれが初めて観るライブじゃなければまた違ったんだろうけど。
だから、またしばらくして、きっと喉の調子が良くなるときがくる、そう信じて、そのときまでライブに行くのをやめようと思った。

2009~2010のツアーでは、映像を観る限りでは確かに声は良くなってたけど、やっぱり聴いててつらかった。
でも、その後発売されるCDでのもっちーの声が、とても回復していることに驚いて、うれしくなった。
そこにきてのツアー。

迷った。
で、やめた。

はずなんだけど。
「チケットを取ろうか?」と声をかけてもらった。
確実に取れるってことだから、きっとこれは行けってことなんだろうな、と。
まだ完全に回復してないことは分かってる。
でも、行こうと決めた。

18時過ぎ、開演。
そこには、笑顔のもっちーがいた。
もう、それだけで「あぁ、今日は大丈夫だ」って思えた。
そして、4年前に観たあのライブよりも、確実に声の出てるもっちーがいた。

新しいアルバムの曲。
ちょっと前の曲。
アコースティックアレンジした曲。
「Time goes by」の新しい(2010)アコースティックバージョン。
色々やった。
ゆるーいMCをはさみながら。

やっぱり、完全に回復してるとは言えない。
高音になると、出したい音に届いてないところもあった。
でも、4年前とは比べ物にならない。
そしてそれは、あのときよりも格段に届けたい想いを乗せて歌うことができる、そんな状況を作り出してた。

MCのときの声も全然違う。
前は最後にはガラガラな声になっちゃってたけど、
今回はずっとかわいらしい声で喋ってた、嗄れることなく。

だからあれが聞けたときには本当にテンション上がってしまった。
「アホんなる気はあんのかお前ら~!
 愛を歌う気はあんのか東京~!
 イエーイ! イエーイ! イエーイ!
 いくぞー、シェイプスオブラブ~」

超楽しかった。
「Shapes Of Love」のサビとか、みんなで歌っちゃうよね。
手を上げちゃうよね。
「jump」をはさんで、新しいアルバムの「BEGIN」って曲。
とても心に響いた。
あぁ、来て良かった、って思えた。

アンコール。
曲にはいかず、いきなりタオルを客席に何枚も放り投げ、京はやしやとのコラボお菓子とお茶の抽選会が始まり、あれでかなり時間を割いてたと思う(笑)
そこから「ORDINARY」であったかい気持ちになった後、「出逢った頃のように」とか!
みんなで歌いまくりですよ。
そして「Dear My Friend」で更にテンション上がった。

「Landscape」も歌ってくれて、MCでは色々話してくれた。
五十嵐さんが抜けて、解散しようと思ってたこと。
10周年ライブを武道館でできて、そのときに歌と向き合っていこうと決めたけど、思うように声の出ない状況になってしまっていたこと。
そこからの5年間、声のことも含めて色々試しながらやってきたこと。
心と身体のケアをしていって、そうしていくうちに声帯もとても元気になったこと。
そして、色んな人への感謝の気持ち。
丁寧に話してくれた。

そして最後の曲。
「ありがとうはそのためにある」
あぁ、この曲は色んな気持ちを込めて作った曲なんだな、っていうのがとても伝わってきた。
『あなたのその歌は、誰かの心となり、今でもずっと届いてると 言ってくれたこと』
これが全てだ。
今のELTの全てなんだと。
涙が出てきた。

迷うこともあって。
苦しいこともあって。
それでも歌い続けて。
届けようと決めたこと。
CD聴いてるだけでも伝わってきてたけど、
もっともっとダイレクトに届いた。
本当に行って良かった。

やっぱり、ライブには何かの思いを持って帰りたくて行くところがある。
今回は、本当に色々持って帰れたな、って思う。
チケット取ってくれるって声かけてもらって、本当に良かった。
これからも応援していきたい。

たくさんの愛が、そこにはありました。

次のツアーが楽しみだなぁ。