先に小説を読んでから
映画を観ました。

小説は
淡々と綴ってあり
ラストが
納得がいかない感じで
多少
私の中では
消化不良…気味でした。

終わりよければ
全てよし!

みたいに
やっぱり
ラストって大事ですよね~。

そして
原作があるものを
映画化する時に
思うことは

長いストーリーを2時間程に
まとめるわけですから

微妙に説明不足な点があったり
詰め込み過ぎて
分からなかったりするけど

脚本が
上手くまとまっていた気がします。

時の流れも
現在と過去と
シンクロさせながら
繋がっているのが
良かったです。

…と言っても
物語自体は
淡々と描かれていますので

一緒に行った友達は
途中
寝てたらしいですf(^ー^;

しかし…
後半は
泣けました( p_q)エーン。

私が
親子物語に弱いので…

希和子と幼少の薫が
そうめんを食べるシーンから
うるうる(;_;)…

そして
ラストは
ポロポロ(ToT)

捕まる前に
写真館で撮った
写真が
ずっと気になっていたので映画では
しっかり描いてくれてて
良かったです。


小説じゃ泣かなかったけど
映像の方が
主人公に
入り込んだ気がします。


千草が言っていたように
『あんたは悪くない』

確かに…

恵理菜も母親も
どうすることも出来ない
やりきれないキモチが

すごく切なかったです。


一番悪いのは
父親ですよね~。

それなのに
母親は
希和子に
怒りの矛先が向けて

女性は女性を
攻撃する
ちょっと嫌な部分も
みえました。

小説では
実の母親が
もっとダメダメな感じで

不倫をしてたし
1歳差の妹もいるし
部屋も片付けないし
ご飯も作らないし
家にも居ないし
メモリアルがない家庭。


それに比べて
誘拐犯ではあるけど
希和子の方は
捕まる時に
恵理菜(薫)の
食事の心配をするくらい
対象的でした。

子供への食育は
大切だと
私自身も
母親になって
強く思います。

それが
愛情の比較として
上手に
使われていましたね。


恵理菜の不倫相手の岸田さんが
劇団ひとりさんでした。
Σ( ̄◇ ̄*)

井上真央ちゃんとの
ラブシーンが
キモチわるかった…


そんな事言ったら
大沢あかねちゃんは
ど~なる!?

失礼っ


それから
中島美嘉さんの歌も
良かった(*^-')b