今日
映画『悪人』を観に行きました。

朝イチでしたが
割りと中高年のおば様方が
多かったです。

観終わった時は
どよ~んとした気分で
映画の話しは
あまりしたくない感じでした。

全体的に
台詞が少なく
無音が多く
暗い感じで
淡々とストーリーが
進んでいきます。

家でくつろいで
DVD鑑賞していたら
寝ていたかもしれません。

映画の音響と大画面…

その影響力は
スゴイです!!

だから
是非、映画館で観て欲しいです。


映画関係者の
回し者かっ

(°Д°)

観終わって
ちょっと経ってから
妻夫木聡さんが
“観る人によって
捉え方は様々…”と話してたのを
思い出し。。。

いやいやっ
はっきり
悪人は誰なのか
分かるでしょう…

山奥に置き去りにした
大学生の男!
殺された女性も
自業自得でしょう…

と思ってました。

だって劇中では
妻夫木さんと深津さんに
感情移入してて
2人の味方でしたから。

特に…
深津さんになってました。

オイ!オイ( 」´0`)」

だから
深津さんが
泣くシーンでは
一緒に泣いてました。


家に帰り
しばらくして
考えた時に…

本当の悪人は誰なのか…?

殺された女性も
自業自得ですが
やはり
その女性も
誰かの大切な人…

それを
奪った犯人。
人を殺すということは
やっぱり
悪いこと。
どんな理由があっても…

そう思いました。

これは
最後に深津さんが
言ってましたね。

ネタバレですが

絞め殺さずに
モメている時に
はずみで転落した…

なら
まだ犯人をかばえるかな!?

後から考えると
一番、最悪な行動は
大学生の男が
車から女性を
蹴り落としたシーン。

自分の娘が
男にそうされたら…

そう思うと
心が苦しくなりました。

母親役の宮崎さんが
ボソッと
呟いていましたよね。


出会い系サイトも
悪い!ってイメージですが
(絶対に
自分も娘にも
活用して欲しくないけど)
人間の心次第、使い方次第では
“本気やったと”
と出会いのない深津さんが言ってるように

良いことにもなるのでは…??


この映画では
妻夫木さんの爽やかで
カッコイイ
笑顔の素敵な好青年!!

というイメージから

顔つきや
服装で
全く違う人に変わってました。

深津さんの
澄んだ大きな瞳も
印象的でした。

この2人だからこそ
成功した映画に
なったのでは…!?

あっ!
樹木希林さんも
素晴らしかったでした。


後から後から
考えさせられる映画
でした。


最後に
長崎、佐賀、福岡が舞台だったので
九州弁だったし
親近感がありました!!