釣り@横浜市金沢区 | Pumio en vrac♪

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神奈川県横浜市金沢区近辺で釣りをしました。海の方に出て、釣り人がいる所でしようという事になったが、気付けば去年とほぼ同じスポットに辿り着いた。釣り人は午前0頃から来るオール組と朝5時頃に来る朝方派に分かれる。前者は少ないが気合いと意気込みは大きい。そんな僕等も前者組であったが結果が散々であった。日が暗い内は一匹も釣れず寒さも増し疲れも倍増する。そんな中、午前2時ごろから3時ごろまであまりロマンチックと言えないこの場所で、釣り目的でないカップルが僕等の周りでタムロシ始めた。この時間の、この場所で過ごすなんてアホなカップルだなあ~と思いながら釣り糸を垂らし、何度も釣り糸を上げたりして無我夢中にその作業を繰り返した。釣れない苛立ちと疲労が増すごとに、彼氏の品のない奇声に近い笑い声、厚くて耳触りの悪いどう聞いても面白くない彼女の話声が気になり始めた。やがて立場が逆転し、こんな釣れない場所で釣り糸を垂らしている自分が馬鹿々しくと思えてきた。眠くもなってきたので、そういう時は寝るに限るとベンチで寝た。友人も寝た。寝ている内に寒さが強く感じられ季節の変わり目を感じた。それでも眠さが増したせいか周りが静かになって頭の中がボーっとしていった。いや、そうではなく先程のカップルがいなくなって静かになったのだ。まるで自分だたちが注目されてないとわかったかのように、去っていった。ほんの数十分で釣り人の好む静寂な精神世界に舞い戻ったのだ。


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それから日が明るくなるにつれてアドレナリンと集中力が増していったが、それでもいっこうに釣れない。
釣れない感触を確かめると今度は逆に日の明るさが増すにつれがダルさと疲労が比例して増していった。


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そうこうしている内にやっと一匹が釣れた。ベラという魚だ。その昔、釣り人にこれは美味しい魚だよ、と言われた事があるがそう美味しい魚ではなかった。


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明るくなり朝方派の釣り人客も増えていった。しかし疲労とヤル気のなさから、一番釣れるこの時間帯で30分やっても釣れないんだからもう帰ろうと半ば強引に友人を説得して帰ってしまったのであった。こうして今年の釣りは終わったのであった。