韓国の伝統打楽器、ケンガリです。
その音はカミナリ、人間の呼吸、また、星に例えられる。
日本のお祭りばやしで使われる鉦(かね)よりもするどい音がします。
伝統打楽器のアンサンブルのサムルノリ、サムルノリの源流となったプンムル(簡単に言えば、韓国のお祭りはやし)では、ケンガリは指揮者的な存在です。サンセと呼ばれます。
打ちかたは、利き手にチェ(ばち)を持ち、もう片方の手で、合掌するような感じでケンガリをささえるように持ちます。
ワキを締めて、腕の付け根を軸にしてチェ(ばち)を振り、ケンガリを打ちます。
