名人・達人・技(わざ) | ZUIZANのブログ~一打一心~世界はリズムであふれかえっている

名人・達人・技(わざ)

こんばんは。



この前テレビで、辻井伸行さんと辻井さんの師匠、横山幸雄さんとのレッスン風景が短い時間でしたが、放送されていました。



ピアノを二台ならべて、先生が弾くピアノの音を注意ぶかく聞きながら、それを反復する辻井さん。素晴らしい聴覚です。



一日8時間練習するそうです。ピアノを演奏するには、演奏曲のほかに、指のトレーニングのための練習曲があります。(左手と右手が同じ力、バランスで弾けるようにするためです)右利きなら、左手の小指と薬指が弱いので、右手なみにトレーニングする必要があります。。。。


辻井さんにとってピアノは生活の一部であり、自分のからだの一部なんですね。ピアノを弾くのは喜びというのが伝わってきます。間違えたらどうしようという不安感、恐怖感はおそらくないと思われます。



この自分のからだの一部という感覚。



その道の熟練した人ならば、持っている感覚だと思われます。



例えばプロ野球選手、ソフトボール選手の守備。



ボールは他人行儀ではなく、自分に迎え入れるものでしょうか?



自分に飛んでくるボールに対する恐怖感は



長い選手生活。日々の厳しい練習の積み重ねで、ほぼ消え去っていることでしょう。