『がんばる』と『からだを張る(はる)』 | ZUIZANのブログ~一打一心~世界はリズムであふれかえっている

『がんばる』と『からだを張る(はる)』

おはようございます。いつも読んでいただきありがとうございます。



今読んでいる本のなかに興味深いことが書いてありました。


ある武術家が弟子に指導をするとき、『がんばらないでからだを張れ』といつも教えているそうです。



がんばっている時の自分をよく見つめてみると、そこには、不必要な緊張がからだの中にあることに気づく。それに対して「からだを張る」ことになれば、つまり自分のすべてをかけて何かに取り組むならば、自分の部分ではなく全身でかかわるならば、不必要な緊張が入るスペースはなくなるそうです。



何か目標を決めるときは、自分自身に「からだを張ってでもやりたい、あるいはやるべきだと思えることは何だろう」と問いかけてみると良いそうです。


全体で物事に関わらない限り、つまりからだを張らない限り、意識は変わらない、物事の本当の意味はわからない。何か意識を変えたいなら、からだを張ることが必要だそうです。



よく人を励ますとき、がんばってねと言ってしまいます。


がんばってねと言われた人は、からだがカチカチに緊張してしまうのか、逆にメラメラ燃えるのか。。。。どうでしょうか。。。。時と場合によるかもしれませんね。



「がんばる」と「からだを張る」。




確かに「からだを張る」ほうが、身も心も全部という感じが自分はしますね。全身全霊をかけるという意味で。