(真) 父が亡くなりました | ☆★☆過去ブログ☆★☆

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【お題】 父の死を経て


みなさん、お久しぶりです。

きんのじでございます!(;´▽`A``


ブログを放置してしまって申し訳ありませんでした。

おそらく、察しがつくとは思いますが、


父親が、3月5日(金)19時18分、

永眠いたしました。。。



いろいろな処置をしていたこともあるし、

ホスピスに入っていたこともあり、

肺ガン特有の苦痛に、

そこまで苦しむこともなく、

救急で入院をして、

たったの3日で亡くなりました。



最後の日、

痛みを取るために、

モルヒネなどの処置をして、

意識レベルを落としてからは、

父の呼吸の様子をじっと待つのみ。


父とはあまり仲が良くなく、

会話もぎこちなく、

お互いがお互いを避けてるような

そんな不自然な親子だったんですけど、


父を励ますために、

本当に何十年ぶりに父の手を握り、

父の足を触り、

父に声をかけ、


最後の最後まで、

父の最後の一呼吸まで、

看取ることができて、

今は思いだせば涙が出てくるけど、

きっといつかは、

最後まで一緒にいれて良かったと、

そう思える気がします。



母親は泣きじゃくってて、

「やだ!お父さんがいなくなっちゃう!」と、

最後の最後まで泣いてました。


商売をしているので、

父と母はいつでもどこでも一緒。

父親は母には冷たいところもあり、

ケンカも絶えなかったので、

「別れればいいのに」と、

自分も勧めてたぐらいだけど、


亡くなる2,3日前には

「今までありがとうな。迷惑かけたな」と、

今まで言ったことのない言葉を、

母にかけたらしく、

たったそれだけで、

全てが報われたようでした。



64歳という年齢は、

今の時代においては早すぎる、

若すぎる死。


父は気丈に、

「入院たくさんして保険金稼ぐよ!」とか、

「つらくなったら車で海に飛び込むよ!」とか、

冗談ばっかり、最後まで言ってたけど、


それでも余命宣告の際に、

父は、泣いていた

と聞きました。

それが本当だと思います。



実は、

誰だって死にたくないし、

死んでほしくもない。


思い残すことはないとか、

これで死ねたら本望だとか、

そういうことを言うけれど、


今回わかったことは、

そんなのただのきれいごとで、


1日でも、

1時間でも、

1秒でも生きていたい、

生きていてほしい。


オヤジもきっと、

もっと生きたかったんじゃないかと、

そう思うと無念でなりません。




結局、家族葬のはずが、

親戚一同が集まってしまって、

結局普通の葬儀のようになってしまったんですが、

それも無事終わり、

しばらく母親のそばにもいてあげれたので、

昨日東京に帰ってきました。



東京に帰れば、

いつもと変わらない日々があって、

いつもと変わらない、

後ろめたい生活が始まるけど、


父親の死を経て、

自分の心の中で、

やはり大きな変化があったことは

それは紛れもない事実で、

目標ややることは変わらないとしても、

これからはより一層、

充実していくような気がします。



とりあえず、早く元気になって、

いつものブログが書けるように、

頑張っていきますので、

これからもみなさん、

きんのじをよろしくお願いいたします!

(_´Д`) アイーン