債務整理のテーマを追加することで、いろんな方がブログを訪問してくれるようになりました。
そして一番感じるのは、辛い思いをしている人が多いということ。
借金を抱える人の多くは、後悔しているはずです。
開きなおる人もいるだろうけど、ほとんどは後悔してるんじゃないですかね。
自分の場合はほんとに安易な借金でした。
安易すぎる借金でした。
なぜここまで借金をしてしまったかといえば、今まで2回ほど借金を完済しているからです。
1回目は学生時代の学生ローン、50万ほど。
パチンコで完済しました。
2回目は消費者金融3社100万ほど。
パチスロで完済しました。
だから、また借金してもなんとかなるって思っちゃったんですよね。
そして右も左も分からぬままはじめたデイトレード&生活費で300万の借金。
パチンコやスロットで頑張ってみても、月30万に届くか届かないかの収支でした。
こんなんじゃ一生生きていけるわけありません。
そしてまじめに掛け持ちで働くことに。
ここでやっと借金の重大さに気づきます。
必死に働いても4~5年は完済までにかかります。
その間、もちろん無駄な利息も取られます。
手取りを多く稼がなくてはならないため、正社員という道は選べません。
八方塞りの中、いろいろ調べ、やっと債務整理という方法にたどり着きました。
そうと決めたら早速弁護士や司法書士探しへ。
個人でやっている費用も安めな弁護士先生にお願いしました。
月に4万を5年返す任意整理のプランを提案されました。
取引履歴を開示してもらわないとなんとも言えないようですが。
この決断で、人生が変わった気がします。
もちろん返済はこれからですけど、任意整理をする前の多大な利息はとられなくて済みます(和解できた場合)。
ということは、返済額4万以上は自分のお金になるんです。
利息に充てる運命になるはずのお金が、これからは貯金になるんです。
今まで10万を返済に充ててましたので、6万は貯金できます。
ほんとに生活が一変しました。
これまでは昼の派遣業務、夜の塾講師に加え、時間があればパチンコやパチスロでなんとか返済を増やせないかと必死に稼動してました。
これからはその必要もないです。
家でのんびり過ごすこともできます。
ブラック=カードが作れない=不便ではなく、当たり前のことだと認識すべきですね。
でも今日のネット社会ではカードが使えないと不便ですよね。
ただ、実はブラックの人でもカードが持てるVISAカードがあります。
もちろんこれは怪しい業者に頼むわけでもなく、スルガ銀行の画期的な案です。
つまりは、預けている金額だけVISAカードの上限として使えるわけです。
このカードを使えば、全く問題ないですよね。
自分はこんな風に、希望をもって生きていくことができます。
でも、中にはそう簡単にはいかない方々もいるようです。
保証人がいる場合(債務整理をすると保証人に支払い催促がいってします)や不動産担保の場合(抵当権などは売買して負債に充当する必要がある)です。
こういう場合は個人再生は厳しいです。
個人再生のメリットは、住宅を残せるということ。
でも、このメリットは使えません。
ともなれば自己破産を選択するしかないんですけど、自己破産だと持ち家は売る必要があったはず。
こういう八方塞がりの状態ですと、ただ返していくしかないのかなぁと思います。
いや、方法はあるだろうけど、簡単にはいかないと思います。
自分が一番心配なのは、当事者よりも周りの人間のこと。
塾の講師をやっている自分としては、やはり子供への負担が一番心配です。
ある程度の年齢なら、理解もできるでしょう。
でも、小さい子には何もわからないと思います。
ただ、その子のためにも、くじけてはいけないんじゃないでしょうか。
自分がその立場になったら、どうなるかわからないです。
でも、無理心中とか、自殺とか、それだけはいけない。
死を選ぶのは勇気がいることです。
でも、その勇気があるならば、もっと他の方法を取るべきだと思います。
絶対に、絶対に子供だけは巻き込まないでほしい。
そして子供のために頑張ってほしい。
それが死ぬ前にやるべきことだと思います。