
'76「Principe di un Giorno」 '76「Second Plus」 '74「I Suoni In Una Sfera」
「メロトロンの洪水」という表現もされるチェレステ。でもサウンドはとてもアコースティックでほのぼのとしたもの。計3枚のアルバムを発売していますがオリジナル・アルバムは「Principe di un Giorno」の1枚だけ。あとの2枚は90年代に入ってから発売された未発表音源。「Principe di un Giorno」2曲目、時代の恵み(Favole Antiche)です。この曲でのメロトロンは味付け程度です。 Grog(グロッグ) はFonit Cetra(フォニット・チェトラ)傘下のレーベル。たった5枚のアルバムを発売して解散してしまいました。その中の1枚がチェレステの「Principe di un Giorno」。レーベルのせいもあったかもしれないけどこのアルバムは陽の目を浴びる事なく、当時のイタリアでは数多い「幻のアルバム」の1枚となってしまいました。そしてチェレステは解散。メンバー4人のうち一人を除いてはその後の動向がわかっていません。
Fonit Cetra(フォニット・チェトラ)は New Trolls(ニュー・トロルス) 、 Osanna(オザンナ) 、 Alusa Fallax(アルーザ・ファラックス) などのグループを抱える大きなレーベル。Grog(グロッグ)は Biglietto Per Linferno (ビリエット・ベル・リンフェルノ) や Semiramis(セミラミス) などのアルバムを合計8枚だけ発売して解散してしまった Trident(トリデント) と同じく「幻のレーベル」などと商売としてはあまりありがたくない呼称が付いています。
「Principe di un Giorno」
1. 光明の統治者 Principe Di Giorno (6:12)
2. 時代の恵み Favole Antiche (8:18)
3. エフトゥス Eftus (4:17)
4. 夜の瞳 Giochi Nella Notte (8:11)
5. 大いなる島影 La Grande Isola (5:04)
6. 運命の舞 La Danza Del Fato (3:56)
7. 詐欺 L'imbroglio (1:06)
2. 時代の恵み Favole Antiche (8:18)
3. エフトゥス Eftus (4:17)
4. 夜の瞳 Giochi Nella Notte (8:11)
5. 大いなる島影 La Grande Isola (5:04)
6. 運命の舞 La Danza Del Fato (3:56)
7. 詐欺 L'imbroglio (1:06)
チノ・ペッリーノ(Ciro Perrino) percussion, flute, recorder, Mellotron, xylophone, vocals
レオナルド・ラゴリオ(Leonardo Lagorio) acoustic & electric piano, flute, alto sax, Mellotron, Eminent, spinetta, Arp odyssey / 2600, vocals
ジョルジオ・バッタリア(Giorgio Battaglia) bass, bass pedal, vocals xylophone
マリアーノ・キャヴォリーニ(Mariano Schiavolini) guitar, violin
レオナルド・ラゴリオ(Leonardo Lagorio) acoustic & electric piano, flute, alto sax, Mellotron, Eminent, spinetta, Arp odyssey / 2600, vocals
ジョルジオ・バッタリア(Giorgio Battaglia) bass, bass pedal, vocals xylophone
マリアーノ・キャヴォリーニ(Mariano Schiavolini) guitar, violin
ゲストとしてPicchio Dal Pozzo(ピッキオ・ダル・ポッツォ)のアルド・デ・スカルツィ(Aldo De Scalziが参加していますが、Picchio Dal Pozzoの1stも発売は1976年。チノ・ペッリーノとレオナルド・ラゴリオは「持ちつ持たれつ」ゲストとして参加しています。ピッキオ・ダル・ポッツォはジャズロックグループ。チェレステの2人が何故参加?答えは未発表音源に隠されていました。
Mellow(メロー) は90年代になってから70年代イタリアで活躍したロック・アーチストの未発表音源を発掘していたレーベルです。その会社のテクニカル・アドヴァイザーとしてチェレステの チノ・ペッリーノ(Ciro Perrino) は活躍していました。第一弾として発売されたのがLPで限定300枚、自身のグループだったチェレステの未発表音源「Second Plus」でした(後にCDとして再発されています)。トータル70分を超える音源、録音は「Principe di un Giorno」と同じ1976年です。アルバムとしてのまとまりはありませんが、チノ・ペッリーノのドラムが前面に出ている曲が多く、「Principe di un Giorno」のアコースティックなサウンドとは異なりジャズやフュージョン色が強いサウンドとなっており、カンタベリーっぽい雰囲気も感じられるアルバムです。7曲目「Slancio dell'Immaginazione」です。
「Second Plus」は1991年に発売されました。その翌年にはチェレステの未発表音源「I Suoni In Una Sfera」がCDとして発売されました。録音は「Principe di un Giorno」2年前1974年に製作された未公開映画のサントラです。短めの曲が多く映画という制約のせいか「Second Plus」同様アルバムとしてのまとまりは弱いけど「Principe di un Giorno」の繊細でアコースティックなイメージは既に表現されています。3曲目の「The Gates To Consciousness」です。
チノ・ペッリーノ(Ciro Perrino)はMellow(メロー)レーベルで働き始める前、80年代に入ってから2枚のソロ・アルバムを発表しているそうです。ここでのサウンドはわかりませんが、時代から考えてチェレステのイメージで聴くわけにはいかないと思います。
Mellow(メロー)レーベルから発売された未発表音源には、多くの有名アーチストが含まれています。その一部をまとめてみました。
Locanda Delle Fate (ロカンダ・デッレ・ファーテ)
Live ('77録音) '93発売
Latte e Miele (ラッテ・エ・ミエーレ)
Live ('74録音) '92発売
Vampyrs(未発表音源集) ('79録音) '92発売
Museo Rosenbach (ムゼオ・ローゼンバッハ)
Rare & Unreleased(未発表音源集) '92発売
Rarities(未発表音源集) '92発売
Live ('72録音) '91発売
Biglietto Per L'inferno (ビリエット・ベル・リンフェルノ)
Il Tempo Della Semina ('74録音) '92発売
Il Balletto di Bronzo (イル・バレット・ディ・ブロンゾ)
YS English Version ('71録音 YS リハーサル時) '92発売
Banco del mutuo soccorso (バンコ)
Live ('70録音) '93発売
Locanda Delle Fate (ロカンダ・デッレ・ファーテ)
Live ('77録音) '93発売
Latte e Miele (ラッテ・エ・ミエーレ)
Live ('74録音) '92発売
Vampyrs(未発表音源集) ('79録音) '92発売
Museo Rosenbach (ムゼオ・ローゼンバッハ)
Rare & Unreleased(未発表音源集) '92発売
Rarities(未発表音源集) '92発売
Live ('72録音) '91発売
Biglietto Per L'inferno (ビリエット・ベル・リンフェルノ)
Il Tempo Della Semina ('74録音) '92発売
Il Balletto di Bronzo (イル・バレット・ディ・ブロンゾ)
YS English Version ('71録音 YS リハーサル時) '92発売
Banco del mutuo soccorso (バンコ)
Live ('70録音) '93発売