
1968年に結成されて、3枚のアルバムを残したギターレス・トリオの EGG 、 デイヴ・スチュワート(Key) の最初のバンドとして知られている。モント・キャンベル(b,vo)の難解な音楽性が強く打ち出され、クラシック色の強い音を演奏していた。
スティーヴ・ヒレッジ(g,vo) 70年代を代表するイギリスのギタリスト。 デヴィット・アレン(g,vo) とともにフランスの人気バンド GONG 最盛期を支え、Radio Gnome Invisible3部作に参加した(3部作直後のアルバム「Shamal」にはゲスト参加)。1975年にはGONGを離れ、ソロとして大活躍、1980年に入るとプロデューサ業中心の活動を行う。
EGG結成前にURIEL(ユリエル)というスクールバンドがあった。 スティーヴ・ヒレッジ+EGGのメンバー3人 のグループ。URIELがARZACHELという変名で録音したものがあり、1969年に発売されています。本当はデイヴ・スチュワートはEGGが最初ではなかった。デイヴ・スチュワートはSam Lee-Uffで、 スティーヴ・ヒレッジはSimeon Sasparella という名前でクレジットされています。このアルバムは未聴なのではっきりとはわかりません。
URIELで一緒だったデイヴ・スチュワートとスティーヴ・ヒレッジ。ヒレッジがEGGに参加しなかったのは、イギリス・カンタベリーにある大学へ進学した為。でもヒレッジはミュージシャンへの夢を捨てきれず、 1971年4月にKHAN(カーン)を結成した。
1972年6月に発表した唯一のアルバム「スペース・シャンティ~宇宙の船乗り歌(Space Shanty)」
1. Space Shanty(スペース・シャンティ(宇宙の船乗り歌))
2. Stranded(見知らぬ浜辺にて(ここはどこかなぁ?)
3. Mixed Up Man Of The Mountains(私は飛ぶのだ)
4. Driving To Amsterdam(アムステルダムへのドライブ(あなたの中に私がいます))
5. Stargazers(星を見つめる二人)
6. Hollow Stone(ぬけがらの化石)
誰が付けたんだ、この邦題は。
1. Space Shanty(スペース・シャンティ(宇宙の船乗り歌))
2. Stranded(見知らぬ浜辺にて(ここはどこかなぁ?)
3. Mixed Up Man Of The Mountains(私は飛ぶのだ)
4. Driving To Amsterdam(アムステルダムへのドライブ(あなたの中に私がいます))
5. Stargazers(星を見つめる二人)
6. Hollow Stone(ぬけがらの化石)
誰が付けたんだ、この邦題は。
契約の関係でデイヴ・スチュワートはゲストという事になっているけど、スチュワートのオルガンはこのアルバムでも大活躍しています。「スペース・シャンティ」を発売してから4ヵ月後に結成された Hatfield And The North(ハット・フィールド&ザ・ノース) で中心的役割をしていたスチュワートのプレイをKHANでも垣間見る事ができます。 スティーヴ・ヒレッジのバンドだけど、実質スチュワートとの双頭グループみたいなもの。
KHANはドラマチックというよりも、カンタベリー色の強いジャズ&フュージョンっぽい音。ジャケットのイメージ通りロマンチックでもあり男性的でもある。スチュワート&ヒレッジともにテクニックは定評あり、かっこいいロックを聴かせてくれる。ヒレッジはこのアルバムの後GONGに加入しているが、GONGでのイメージはここにはない。そしてスチュワートがこのアルバム発表前に加入していた難解なEGGの音もない。スチュワート&ヒレッジがそれぞれビッグ・グループ(Hatfield And The North、GONG)に参加する直前に旧友として手を組んでいた優しさと若い荒削りなプレイが味わえる、カンタベリーの名盤と言っていいと思う。
2曲目のStranded、とても暖かみのある曲調、スチュワートのロマンチックなエレピ、そしてステレオの左右チャンネルを駆け巡るギターとキーボード。名曲です。