
1975 4th EMILE JACOTEY 1983 10th LA GARE DE TROYES
70年代フランスで人気No1のロック・グループ といえばアンジュ。ある人気投票では2位の マグマ:過去記事 に倍近くの大差をつけたというから、超大物である。作詞の殆どを受け持つヴォーカルの クリスチャン・デカン(Christian Decamps) と、弟であるキーボードの フランシス・デカン(Francis Decamps) を中心にしたグループ。歌の間に語りを挟み、時にどちらかわからなくなってしまうような 物語性がアンジュ最大の魅力 であり、2nd~5thの4枚が彼らの黄金時代と呼ばれています。70年代の音作りは ジェネシスに比較される 。特にボーカルであるクリスチャン・デカンのカリスマ性は、ジェネシス時代の ピーターガブリエル と重ねられる事もある。部分的にはなるほどと思う事があるけど、フランスのビック・グループ、このサウンドはアンジュ独自のものである。 1969年9月 、フランス東部の都市ベルフォールで結成された。マイナーレーベルからシングル1枚を出した後、コンテストで入賞した事をきっかけに、4ヶ月程のフランス国内ツアーを行い、各地で喝采を浴びた。 1971年1月 大手レーベルであるフィリップスと契約し、セカンド・シングルを発売した。ファーストアルバムは 1972年6月5日 に発売。フィリップス・レーベルはアンジュの売り出しに非常に力を入れ、6月17日からの全仏50都市をまわるツアーなどの努力もあって、アンジュの名はフランス中に轟く事になった。
1974年に発売された最高傑作と呼ばれている3rdアルバム 「新ノア記(AU-DELÀ DU DÉLIRE)」 、農夫ゴドヴァンが救済を求めて遍歴するストーリーはメロトロンの効果もあり、非常にドラマチックであり、叙情的なメロディー・ラインに溢れている。そして翌年に発売された4thアルバム 「EMILE JACOTEY」 、エミール・ジャコティが昔話を聞かせる設定で曲は進んでいきます。前作「新ノア記」は暗めだったが、牧歌的で優しいサウンドとなり、それでいて重厚なキーボードプレー、スピード感のある曲もある。クリスチャン・デカンの語りかけるようなヴォーカルは、本当に素晴らしい。残念な事はこのグループが歌詞を非常に大事にしている事。英語さえ危ういのに仏語なんて。楽器の一部として聴くだけになってしまうが、表情や表現などで伝わってくるようです。
次作5th「PAR LES FILS DE MANDRIN」は英語盤も作られました。イタリアの I POOH:過去記事 がHURRICANEでインターナショナルな市場を目指したように。でもやはり母国語のアルバムには勝てなかった。そしてこのアルバムの次に発売された1977年のライブアルバム「Tome Ⅴ」、このアルバムには出て来ないのですが、4thアルバム「EMILE JACOTEY」から 「スタニスラスの小人(La Nain de Stanislas)」 です。
3rdの7曲目「Fils de Lumiere」がこのビデオではくっついています。「スタニスラスの小人(La Nain de Stanislas)」は前半部分と後半部分が異なり、ジェネシスのシネマショウ(あるいはクラプトンのレイラ)みたいな構成です。違う大きな所は、中間部にクリスチャン・デカンの語りが入る事、自分はアンジュ=スタニスラスと思うくらい、好きな曲です。キーボードの首ふりも見ものです。よく演奏できるなぁ。このライブ、少し音声が悪いみたいなので、
87年のライブ、スタニスラスです。
4thアルバム収録の、スタニスラスです。
3rdの7曲目「Fils de Lumiere」がこのビデオではくっついています。「スタニスラスの小人(La Nain de Stanislas)」は前半部分と後半部分が異なり、ジェネシスのシネマショウ(あるいはクラプトンのレイラ)みたいな構成です。違う大きな所は、中間部にクリスチャン・デカンの語りが入る事、自分はアンジュ=スタニスラスと思うくらい、好きな曲です。キーボードの首ふりも見ものです。よく演奏できるなぁ。このライブ、少し音声が悪いみたいなので、
87年のライブ、スタニスラスです。
4thアルバム収録の、スタニスラスです。
叙情的な部分のアンジュ、4thアルバム「EMILE JACOTEY」の2曲目です。でもクリスチャン・デカンのパフォーマンスは相変わらずです。
アンジュのアルバムジャケットは素晴らしいイラストのものが多い。2000年以降の KAIPA:過去記事 のイラストのようだ。その中でも気に入っているのが掲載した10thアルバム「LA GARE DE TROYES」。アンジュ出身地のベルフォールからパリに列車で行く途中にある町「トロワ」の駅。トロイ戦争とかけたコンセプトアルバムになっているようだが聴いた事はなく、YouTUBEでアルバム先頭の1曲だけライブがあったので聴いてみました。ジャケットとは・・・合わない気がするけど・・。
LA GARE DE TROYES
LA GARE DE TROYES
アンジュのOrignal Albumは20枚です。(~2007年)
1972 1st CARICATURES
1973 2nd LE CIMETIÈRE DES ARLEQUINS
1974 3rd AU-DELÀ DU DÉLIRE
1975 4th EMILE JACOTEY
1976 5th PAR LES FILS DE MANDRIN
1978 6th GUET-APENS
1980 7th VU D'UN CHIEN
1981 8th MOTEUR!
1982 9th À PROPOS DE...
1983 10th LA GARE DE TROYES
1984 11th FOU !
1984 12th EGNA
1987 13th TOUT FEU TOUT FLAMME - C'EST POUR DE RIRE
1989 14th SÈVE QUI PEUT
1992 15th LES LARMES DU DALAÏ LAMA
1999 16th LA VOITURE À EAU
2001 17th CULINAIRE LINGUS
2003 18th BY THE SONS OF MANDRIN
2005 19th ?
2007 20th SOUFFLEURS DE VERS
1973 2nd LE CIMETIÈRE DES ARLEQUINS
1974 3rd AU-DELÀ DU DÉLIRE
1975 4th EMILE JACOTEY
1976 5th PAR LES FILS DE MANDRIN
1978 6th GUET-APENS
1980 7th VU D'UN CHIEN
1981 8th MOTEUR!
1982 9th À PROPOS DE...
1983 10th LA GARE DE TROYES
1984 11th FOU !
1984 12th EGNA
1987 13th TOUT FEU TOUT FLAMME - C'EST POUR DE RIRE
1989 14th SÈVE QUI PEUT
1992 15th LES LARMES DU DALAÏ LAMA
1999 16th LA VOITURE À EAU
2001 17th CULINAIRE LINGUS
2003 18th BY THE SONS OF MANDRIN
2005 19th ?
2007 20th SOUFFLEURS DE VERS
Live Albumは11枚(~2009年)発売されています。
1980年の7thアルバム「VU D'UN CHIEN(犬からみると)」から、ポップな路線へ変更を図った。叙情的な部分は交代したが、アルバムとしての出来はいいらしい。ヴォーカルのクリスチャン・デカンは、3rdと7thと12thを3部作としている。しかし、この路線変更はアンジュの闇の時期のはじまりであった。しかし現在でも活動しているアンジュ、フランスでは神格化された存在なのかもしれない。